プラネタリウム100周年 プラネタリウム巡り 第3回 ギャラクシティ
2024/05/14
5月11日(土)
今年度天文部は、新1年次生14名を加えて総員35名となりました。
初の校外活動として、部員全員で西新井のギャラクシティにあるプラネタリウム「まるちたいけんドーム」に見学に行きました。
1 「宇宙の模型 プラネタリウム誕生物語」(プラネタリウムがなぜできたか)
投影式プラネタリウムが発明される前、それまで宇宙の模型には大きく分けて二種類あり、一つは、星空を球体に描いた「天球儀」、もう一つは、太陽や惑星の動きを機械仕掛けで表した「天体運行儀」がありました。
ドイツ博物館の初代館長オスカー・フォン・ミラーが1900年代にかけて発達した科学技術の成果を、芸術品と同じように展示しようとするなかで、最新の宇宙研究の成果を「天球儀」と「天体運行儀」の2つを合わせ展示しようとしました。
そして、ドイツのツァイス社に依頼し、約10年間かけて1923年に世界初のプラネタリウム「カールツァイスⅠ型」が完成しました。
3年後に発明された「カールツァイス2型」は、1型では実現し得なかった地球上のどの地点から見た現在・過去・未来の星空でも再現できるようになりました。
日本には1937年に、初めてプラネタリウムが「大阪市立電気科学館」に設置をされました。
このようなプラネタリウムの歴史を学ぶことができ、楽しかったです。

2 「生解説番組 今夜の星空」(5月11日当日の星空について)
5月11日は「四日月」であり細い月が見られ、月にはたくさんのクレーターが見られます。
また、春の星座では、オオグマ座の一部である北斗七星が一番観測をしやすい季節であり、
北斗七星を見つけて北極星を見つける場合は、北斗七星の星を星々を「ほ・く・と・し・ち・せ・い」とカウントをして、
北斗七星の『せ・いー』の方向に線を伸ばすと簡単に見つけることができることを再確認しました。
さらに、春の星であるスピカやアークトゥルスなどの探し方も学びました。
今日学んだこれらの知識を活かし、今年の天文部の活動を充実させていきます。
当日、観測した4日月