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東京都立忍岡高等学校

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学校からのメッセージ

校舎の写真

校長あいさつ

東京都立忍岡高等学校 校長 造作聡美の写真 2023年4月  東京都立忍岡高等学校 校長 造作聡美(ぞうさくさとみ)

 みなさん、こんにちは。
 本校は、名庭園「蓬莱園(ほうらいえん)」跡に建ち、東京都の天然記念物である樹齢400年の大銀杏が見守る中で、創立110年を超える歴史と伝統ある学校です。平成18年4月には普通科と生活科学科(家庭に関する学科)を併せもつ全日制単位制高等学校として改編され、今年で18年目を迎えます。
 「たくましく生きる力を身に付けた国際社会に有為な人材を育成する」という教育目標を掲げ、その目標実現のために、生徒が自ら学びを探求・探究し、将来の夢の実現にむけて努力する姿勢を身に付けていく指導を行っています。生徒たちが自主的に学習に取り組みながら、豊かな知性や感性を育てて人間力を伸ばし、これからの時代をたくましく、そして、しなやかに生き抜く力を身に付けていってほしいと願っています。
 本校の学校生活のキーワードは「学力・活力・感動」です。生徒はこの言葉と共に日々の学習や学校行事、部活動などすべての学校生活に積極的に取り組んでいます。
 「学力」を高めるためには「自ら学ぶ」ということが最も大切です。生徒は日々「主体的・対話的で深い学び」を取り入れた授業の中で、互いに学び合い、教え合うことを通じて自らの学びを深め、「確かな学力」を伸ばしています。放課後や長期休業中は、多くの講習や個別ブースでの自習によって、一つ上の進路希望を実現する学習に取り組んでいます。
 生徒が明るく生き生きしている学校には「活力」があります。「忍岡の生徒は明るい笑顔であいさつができて気持ちがいい」とよく言われます。自分の可能性を信じて仲間とともに励まし合い、協力し合って目標を成し遂げる「活力」に満ちた挑戦は、大きな自信と誇りになります。様々な場面でその活力を大いに発揮し、充実した学校生活を過ごしています。
 そして、本校では学校内外での様々な活動を通じて、貴重な体験やいろいろな人々とふれあう機会があります。これらの機会を通して、多くの「感動」を体験する中で、豊かな心と自他を大切にする態度が育ち、それが人間力となっていきます。
 生徒の良さを伸ばすために、歴史と伝統に磨かれた校風を大切にしながら新しい校風も築いていけるよう、昨日よりも今日、今日よりも明日、前進することをめざして教育活動に取り組みます。生徒と教職員、本校に関わってくださる多くの方の生命、健康、安全を優先して学校経営を行ってまいります。本校の教育方針、生徒の様々な活動にご理解とご支援をいただければ幸いです。