校章

東京都立忍岡高等学校

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進路指導・キャリア教育

進路実現に向けての取り組み

○1,2年次の進路指導

 1年次では7月に文系・理系選択のための外部講師の講演を行い、その上で夏季休業中に上級学校訪問として大学の「オープンキャンパス」に参加します。この2つを経て2年次でどの教科・科目を選択するか決定します。
 2年次では6月に全員が約15講座に分かれて、各自の希望する様々な大学の学部の授業を受ける「出前授業」を体験します。大学と同じ90分の授業を受け、自分が学びたい学問系列を確かめます。長期休業前には、長い休みを活かした学習法や3年0学期を迎える心構えを外部講師にお話ししていただきます。秋には、30組ほどの大学生・専門学校生を招いて、どのように大学や学部を決めたのか、学生生活はどのようなものかを車座になって聞く機会も設けています。

1,2年次の進路指導の画像
○3年次の進路指導

 3年次になると全員が6つの学問系列(理数・社会科学・国際教育・日文芸術・生活科学・就職)に所属します。これにより生徒は進路について親身になって相談に乗ってくれる教員が2名(担任と系列担当)になります。これが大きな特徴です。
 生徒の進路の時期に合わせて、外部講師に受験勉強の方法や出願戦略などを話していただいたり、大学の先生にプレゼンテーションの効果的な方法を話していただいたりします。他にも面接練習、小論文添削など生徒一人一人の進路に合わせた指導をしています。

3年次の進路指導の画像
○進路室・進路資料室

 進路指導部の教員が常駐し、いつでも質問に答えます。資料室には最新の赤本(入試の過去問)が600冊ほどと、大学入学共通テストの問題集もそろっています。首都圏の大学、短期大学、専門学校の資料もあいうえお順、分野別にファイリングされています。1年次も積極的に利用して、自分の目標校を調べています。

進路室の画像
○自習室

 生徒が自由に使える自習室です。一人で集中できるように仕切りがあります。放課後や長期休業中も使用できます。もちろん冷暖房完備,LEDライト仕様です。2つの部屋に分かれており、全部で28ブースあります。椅子も新しくなり、明るい雰囲気になりました。3年次は空き時間にも利用して勉強時間を増やしています。
 他に、図書室にも仕切りのある学習机があります。職員室前の廊下、進路室前の廊下にも長机があり、生徒は自分の好きな環境で学習します。

自習室の画像
○模試

 1,2年次は年に2回、スタディサポートという模試を受けます。成績だけでなく、学習に向かう姿勢も記録される模試です。また、学期の始まりに宿題テストとして、学習アプリの到達度テストも実施しています。客観的な成績の伸びをデータとして蓄積し、3年次の進路実現に活かします。そして、大学進学希望者は年に2回ほど、土曜日に大学受験に特化した模試を受けます。普通科はほとんどの生徒が受験します。
 3年次は2回、マーク模試、記述式模試を実施します。本番を見据えて緊張感のある中で模試を受け、自分の現段階での実力を見極め受験に活かします。9月以降は大学受験希望者対象に毎月模試を実施します。
 模試の後は分析会を開き、生徒の学習状況や教科ごとの傾向などについて教員全体で共通認識を持ち、日々の指導に役立てます。

模試の画像
○講習

 長期休業には各教科で講習を実施します。今年度の夏季休業は6教科が30講座以上を開きました。長い夏季休業の初めの1週間は講習集中期間として、学習の習慣がつくように各教員が計画をします。普段とは違い、学級を取り払いその教科を学習したい生徒が集まるので、レベルの高い学習内容となることが多いです。冬期も実施しています。