校章

東京都立両国高等学校・附属中学校

ニュース

2025/01/30 中学生

中学3年生 卒業研究最終発表会

1月28日(火)の5・6限に中学3年生卒業研究の最終発表会を行いました。5限は全員によるポスター発表を行い、中学2年生が参観しました。6限は各クラスの代表発表者によるスライドを用いた発表を行い、中学1・2年生が参観しました。講師として法政大学教授の新田誠吾先生にお越しいただきました。また、来賓として論文指導にご協力くださった淡交会の皆様にもお越しいただきました。

 ポスター発表の部では体育館に40枚のパネルを設置し、4人1グループで5分ずつ発表、3分間の質疑応答を行いました。学年全員によるポスター発表は初の試みです。40枚のパネルが並ぶ様子は壮観でした。2年生は真剣に発表に耳を傾けました。発表者の3年生は聴衆からの質問に一生懸命に答え、互いに学び合う様子が見られました。

 代表発表者の部は3年生の学級委員が司会進行を行いました。司会、発表者共に練習を重ねて本番に臨みました。代表発表者の部でも1年生、2年生から積極的に質問が挙がりました。代表発表者の4名は研究、論文の仕上がりが素晴らしいことももちろんですが、年間を通しての卒業研究に対する熱心な取り組みも評価され、選ばれました。

 新田誠吾先生からは代表発表者へのご講評、労いのお言葉をいただきました。また、1年生・2年生に向けて、どのようなテーマを選ぶべきかというアドバイスもいただきました。注意事項として、下調べの重要性についてもお話しくださいました。研究を進めるうえではデータの有無を事前に調べることや、複雑な問題を資料で考えることが必要です。来年度に向けて、研究部としても信頼性の高い情報を得る方法を整え、卒業研究や探究的な学習の授業で生徒に伝えていこうと考えています。

 今後、完成した論文は電子書籍にして生徒が互いに読み合えるようにします。また、保護者の方にもお読みいただけるよう、公開方法を整えていきたいと思います。

卒業研究にご協力くださったすべての皆様、ありがとうございました。

0130卒研