校章

東京都立両国高等学校・附属中学校

特色

01

歴史と未来ある伝統校

本校は、墨田区にある都立の併設型中高一貫教育校で、東京府立第三中学校として開校以来120年を超える歴史をもつ伝統校です。その長い歴史の中で進化を続け、芥川龍之介をはじめとする著名人や未来への架け橋となる有為な人材を数多く輩出するという伝統を築いています。

02

質の高い授業

授業はチャイムとともに開始され、特別な事情がない限り授業を欠かすことはせず、「授業を大切にする」を基本方針として指導しています。知識と熱意をもった先生による指導や充実した補習と家庭学習の徹底により基礎をしっかりと固めます。

03

リーダーを育成する学校

世界的視野をもって国際社会で活躍できるグローバルリーダーの育成を目標に実践的コミュニケーションを通じて英語の4技能の向上を図ります。また、生徒の興味・関心に応じて主体的に研究する「探究活動」などの取組によって、高い「志」を実現し、意欲をもって行動できるリーダーを育てます。

本校の教育の紹介

本校では幅広い教養を身につけるため、様々な教育活動を行っています。

「志(こころざし)学」

本校で学ぶ生徒には将来、職業を通して社会に貢献する高い志と使命感を身につけてほしいという願いのもと、中学校の「職場体験」や「卒業研究」、高校で行う「探究活動」などの学習を「志(こころざし)学」として位置づけ、6年間を見通したキャリア教育に取り組んでいます。

英語によるコミュニケーション

日本人と外国人講師による協働授業が行われ、いつでも生の英語に触れる機会があり、6年間の中で全員が必ず英語ディベートに挑戦します。外国人講師による授業でのライブ添削、また放課後の添削指導もあり、外部検定・大学受験対策に必須の英作文も含めて実践的なライティング力の育成も行っています。

言語能力の育成

すべての教科でグループ活動やスピーチ、プレゼンテーションなどを用いて、対話的な学びを通した言語能力の育成を行っています。
例えばディベートやパネルディスカッションなどを通して相手の立場や考えを尊重し、話し合いが目的に沿って効果的に展開するように話したり聞き分けたりして、自分の考えを深めていきます。

理科・数学教育の充実

数学教育では、答えに至る過程を重視した授業を行い、数式を羅列するだけでなく、論理的に表現することを重視した指導を行っています。理科教育では実験・観察を重視し、実体験に則して科学的思考力を養成しています。中学校においても分野別に専門の教員が授業を担当し、発展的な内容を扱うことで、高校理科との接続を円滑にしています。

本校の取り組み

本校の指導体制や活動を紹介します。

豊かな国際感覚の醸成

中学校では、校外学習での大使館訪問、英語による「日本の伝統・文化紹介」「落語」にも挑戦しています。その学びを活かしてTGG での語学研修に生徒全員で参加します。対面やオンラインで同年代の外国人と会話する機会も多く国際感覚を醸成できます。

第一志望大学への進路実現

「第一志望大学への進路実現」が本校の進路指導の第一目標です。本校の自慢は現役での国公立大学への進学率の高さです。伝統的に国公立大学志望者の多い本校では、毎年卒業生の 3人に1人前後が現役で国公立大学へ進学しており、これは全都立高校の中でもトップを争う高い割合となっています。

主体的・対話的で深い学びの精神

本校では従来の講義型の授業に加え、生徒自らが能動的に学習する主体的・対話的で深い学びの授業が行われています。ペアワークやグループワーク、スピーチやプレゼンテーションといった様々な学習活動を組み合わせて、あらゆる場面に対応できる実践的な学力を身につけています。

自律自修

自らを厳しく律し自ら進んで学ぶという「自律自修」を校訓としています。自身で目標を設定し、その実現に向けて、基礎的な学力と学びの姿勢を身につけ、自分の可能性を信じて、新たな活躍の場へと進んでいきます。