校章

東京都立両国高等学校・附属中学校

卒業生紹介

東京工業大学 情報理工学院 進学

東京工業大学進学の卒業生の写真

私の6年間
私が志望校に合格できたのは、友人にも先生にも恵まれた両国での6年間があったからだと思います。そのほとんどを学校で過ごした受験期には特にそのことを実感しました。私自身は、自分の進路について明確なものは何一つありませんでしたが、友人や先生方と話や相談をしたおかげで主体的に進路を決めることができたと思っています。両国には努力家の人が多いので、コロナ禍で勉強する場がなくモチベーションを維持することが困難な状況でも、頑張っている友人の姿を見て自分も頑張ろうと思うことができました。学習においては、成績が思うように伸びず挫折しかけたこともありましたが、その度に先生が「君ならいける、大丈夫」と励ましてくれたことで志望校を変更することなく受験を乗り切ることができました。他にも先生方は、勉強の相談に乗ってくれたり、受験前には緊張をほぐしてくれたりと心強い味方でいてくれました。私一人きりでは志望校に合格できなかったと思えます。遠慮なく相談できる頼もしい先生と互いに質問し合え、励まし合える友人がいたから掴み取れた合格だと思います。進路実現のための手厚いサポートをしてくれた両国には感謝しています。皆さんも両国に入学して充実した学校生活と夢を実現してください。

東急株式会社 勤務

東急株式会社入社の卒業生の写真

様々な経験や人との関わりで育つ、自分らしさ
附属中学校で、当時は珍しかった、課外活動の英語劇やディベート選手権に先生方の支援を頂き挑戦した 経験や、特色である「志学」で早期から社会との接点を意識できたことは、「自分は将来どうありたいか」を考え、大学進学だけではない「その先」の視野を広げるきっかけとなりました。そして、何事にも全力で取り組む仲間たちからは日々多くの刺激を受けました。クラス対抗の学習コンテストでは平均点のコンマ数点差に一喜一憂し、「次は1位になろう。」と皆で作成した予想問題を出し合うなど、切磋琢磨する環境が自然と生まれ、行事ではそれぞれの分野に秀でた仲間がクラスをリードし、目標に向け団結する心地良さを知りました。さらに、同じ校舎に通、体格も経験も一回り上の憧れとなる高校生の姿に、非常に感化されたことを覚えています。卒業から10年以上が経ちますが、附属 中学校の友人に会うと、それぞれの専門分野で活躍しており、毎回新たな気づきや学びがあり、「自分ももっと頑張ろう。」と身の 引き締まる思いになります。中高6年という大切な期間を素敵な仲間と過ごし、多くの実りを得たこと、そして今でも思い出話に華を咲かせられることに 感謝しています。