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2024/12/13 高校生
ノーベル平和賞に関するセッションと、台湾問題に関するディスカッションを行いました
12月12日(木)総合的な学習の時間、国際平和・安全保障研究TEAMでは、ノーベル平和賞に関するセッションと、台湾問題に関するディスカッションを行いました。
6時間目は、1年生だけの活動時間です。1年生生徒12名で、ノーベル平和賞に関するセッションを行いました。
10日にノルウェーのオスロ市庁舎で行われた、日本原水爆被害者団体協議会代表委員の田中熙巳さんによる、ノーベル平和賞授賞式での演説を視聴しました。
その後、1950年代から活動を続けてきた被団協へのノーベル賞平和賞授与が、なぜ、この時期になったのかというテーマで意見交換を行いました。
各廃絶運動に関連しては、2009年にオバマ大統領、2017年に核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)がノーベル平和賞を受賞していますが、もっと受賞にふさわしいと考えられる日本原水爆被害者団体協議会への授与が、2024年になったのはなぜか、中学や高校での歴史学習を踏まえて、生徒の間から様々な意見が出され、議論を深めました。
7時間目は、高校1年生と高校2年生合同で、台湾問題に関するディスカッションを行いました。
国際平和・安全保障探究TEAMのなかに、台湾問題について調べている生徒やグループが複数あることから、ゲストとしていつもチューターとして参加してくれる明治大学法学部の学生(本校卒業生)が、台湾にルーツを持つ知人の方をゲストとして連れてきてくれました。
親戚や友人が台湾に多くいらっしゃるという話にはじまり、台湾の人々が、現在の東アジア情勢をどのようにとらえているか、どのような心配をしているか、どのようなことをねがっているかなど、多岐にわたって意見交換を行いました。
5月にはじまった今年の一連の活動も、これで一区切りです。
ご参加、ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。