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2024/07/12 高校生
講演会「東京大空襲を語り継ぐ」を行いました。
7月11日(木)、総合的な探究の時間に、講演会「東京大空襲を語り継ぐ」を行いました。
8歳のときに東京大空襲をご経験された二瓶治代さんを講師としてお招きしました。
東京大空襲について、本校の近くにある東京大空襲・戦災資料センターからお借りしたDVDを視聴したあと、二瓶さんが登壇しました。
「両国高校、当時は府立三中や三高といったのですけれども、ちょうどこのあたりです」
二瓶さんが両国高校の位置を指し示すと、生徒の目線が地図に集まりました。
地図に示された東京大空襲の被害地域のほぼ真ん中に本校、両国高等学校・附属中学校が位置していたからです。
それから、大空襲前日の3月9日が平穏だったというお話に始まり、3月10日深夜の空襲、火の手の中を家族で避難したお話など、約2時間にわたってご講演を頂きました。
79年前、実際に空襲の現場をご経験された二瓶さんのお話に、生徒は真剣に耳を傾けていました。
講演後には、二瓶さんが持って来てくださった当時の写真や、不発弾の実物などの資料を見ようと生徒が集まり、二瓶さんに色々質問をしていました。
東京大空襲の戦災地に建つ学校として、これからも東京大空襲を語り継ぐ平和学習を続けていきたいと思います。
二瓶治代さん、どうもありがとうございました。