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東京都立両国高等学校・附属中学校

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2024/07/02 中学生

北米の先生方と中学3年生の交流

6月25日(火)に北米から社会科の先生方が7名来校されました。

到着後、校舎巡りをしてから食堂へ。中学3年生と一緒に給食を召し上がりました。食事中も両国生は積極的に先生方に話しかけ、英語での会話を楽しみました。デザートは和菓子の水無月。日本が海外に誇れる文化である、温かくて美味しい給食と伝統的な和菓子でのおもてなしで、大変喜んで頂くことができました。

5限目には新たな試みとして、北米の先生方に30分間のミニレッスンをして頂きました。テーマは先生方の勤務されている州についてです。3年生はユタスタディツアーに向けた事前学習としてアメリカの各州について調べ、英語でポスターにまとめています。実際に現地で生活されている方からお話を伺うことで、よりイメージが膨らんだのではないでしょうか。少し難しい表現があったり、普段の英語授業のクラスルームイングリッシュとは異なる表現がたくさん使われたりしました。戸惑った様子もありましたが、それも大切な経験です。ユタに向けて、心構えをする良い機会となりました。

 

ニューヨーク州、デニス先生

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ノースカロライナ州、リサ先生

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ニューメキシコ州、ニック先生

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ネバダ州、ジェイミー先生

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バージニア州、フランシス先生

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アイダホ州、エリカ先生

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ウィスコンシン州、アダム先生

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6限目には視聴覚室で交流会を行いました。3年生にとっては、ユタで最終日に行うホストファミリーとのフェアウェルパーティーのリハーサルでもあります。殺陣、ヲタ芸、盆踊り、校歌の斉唱、おみやげ贈呈と盛りだくさんのプログラムでした。ユタスタディツアー実行委員、「U-TEEN」の皆さんは今回も大活躍。司会や各出し物の紹介などを堂々と英語で行うことができました。誰かを楽しませる催しを準備するのは、見た目以上に大変です。様々なことへの心遣いが必要になるからです。毎日のように準備、練習を積み重ねてきた3年生の皆さんは、その苦労を身をもって知りました。きっとユタでBYUの方やホストファミリーのおもてなしに触れた時、その方々の心遣いに気づくことができ、心からの感謝ができると思います。

 

迫力のある殺陣のパフォーマンス。効果音に殺陣の動きを合わせるのは至難の業!ピッタリはまった瞬間、「おぉっ!!」と歓声があがりました。

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ヲタ芸is a Japanese culture!!推しへの愛、情熱、感じて頂けたでしょうか。

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盆踊りは一緒に踊って頂きました。踊りながら行う英語での振り説明が上手!!

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校歌の斉唱。「美しい」「素晴らしい」と好評。羽ばたくような、のびのびとした指揮も素敵でした。

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手作りのおみやげを渡しました。折り紙の作品に驚きの表情。喜んで頂けて嬉しいですね。

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交流会後の記念撮影。楽しい時間はあっという間です。この出会いに感謝して…Say cheese!!

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この後、先生方は終学活や掃除の様子も見学されました。廊下に掲示された州のポスターもご覧になり、ご自分の州を見つけてとても嬉しそうにしていらっしゃいました。

放課後も充実のプログラムです。まずは華道体験。茶華道部が英語でレクチャーし、それぞれの先生方に作品を作って頂きました。「『空間を創る』『余白の美』ってなんて言うんだろう…」ただの英訳では上手くいきません。華道部ならではのつぶやきもありました。その後は高校探究の「回回(ガチャガチャ)」というグループが英語プレゼンを聞いて頂きました。回回は昨年度SAGE JAPANという探究の大会で優勝し、来る8月に世界大会を控えています。捨てられてしまう着物を活用し、日本文化を海外の人に、着物文化の魅力をもっと伝えたい、という願いがこめられたプロジェクトです。プレゼンを聞き、先生方からは研究動機や今後の展開について、どのようにすれば回回の商品を購入できるか、などたくさんの質問が出ました。世界大会に向けて、外国の方の感想を聞くことができ、とても貴重な機会でした。

 

先生方から直々にご希望のあった華道体験。華道部の皆さん、お世話になりました。ありがとう!

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回回(ガチャガチャ)のプレゼンテーション。このプロジェクトについては初の英語プレゼンに挑戦。

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北米の先生方、インターン生の方、コーディネーターの方、経済広報センターの皆さま、貴重な機会をありがとうございました!

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