2023/02/16 中学生

合唱コンクール練習（中３）

中学３年生は、合唱コンクールで、課題曲「大地讃頌」と自由曲（１組「故郷」、２組「夢路より」、３組「歓喜の歌」）を歌います。コロナ対策上、全員での合唱に制限が加えられたり、練習回数が少なくなったりしましたが、どのクラスも集中して取り組んでいました。体育館でのリハーサル後は、クラスごとに合唱の録画を視聴して、練習計画を立てました。

10日の「志学」は、前回東京大空襲の体験談を語っていただいた西尾静子さんに再びご講演をお願いしました。今回は、西尾さんの研究者としての歩みについてお聴きする予定でしたが、大雪警報が発令したため、中止となりました。すでに学校に到着されていた西尾さんにお礼の気持ちを込めて、合唱コンクールで歌う「大地讃頌」を歌いました。「大地讃頌」は、太平洋戦争を経験した方が７つの詩を書き、それを合唱曲『混声合唱とオーケストラのためのカンタータ「土の歌」』として完成させた曲で、反戦・反原爆の立場から平和を訴えた内容です。平和への願いを込めて歌いました。

～合唱コンクール実行委員長より～

「コロナ禍により昨年、一昨年と中止になっていた合唱コンクールがいよいよ開催されようとしています。１１月頃に選曲を始めてから、今日までの約三ヶ月間、放課後の練習の仕方など、何もわからない１からのスタートのところもありましたが、実行委員を中心としてクラスメイトと試行錯誤しながら本番を迎えることができました。中学校全員にとって初めての合唱コンクールである中、中学校最上級生というプレッシャーもありますが、悔いのないよう全力で頑張ります。」