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東京都立両国高等学校・附属中学校

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2023/01/17 中学生

保健講話(中3)

助産師の板橋知子先生から性教育についての講演をしていただきました。

前半は、受精・妊娠・出産についてのお話です。赤ちゃんの産声の音声を聞きながら、誕生のときをイメージしました。人間が生を受けて誕生する確率はなんと250兆分の1といわれています。また、赤ちゃんは出産のときに三つの難関を乗り越えてこの世に誕生します。「今みなさんが生きているのは奇跡的で素晴らしいこと」、「自分で自分をもっと褒めてあげてほしい」とうったえました。

後半は、思春期の身体の変化についてのお話です。10~18歳の時期を思春期といい、第二次性徴により心身は劇的に変化していきます。「男性の身体からつくられる精子は一体何日前からつくられているでしょう?」というクイズでは、「①7日前、②70日前、③700日前」の三択のうち、正解は「②70日前」と聞いて生徒は大変驚いている様子でした。女性の卵子については、生まれたときから、毎月1個、生涯で500個つくられているそうです。いつかはパートナーができ、親になるかもしれません。異性の身体の仕組みについて理解しておくことは大切です。

その他、「体に関する悩みや不安」についてでは、今後誰もが経験するかもしれない「避妊・中絶」、「性的同意」、「性感染症・HPVワクチン」にも触れました。「悩むよりもまず相談を!」ということで、身体や性の悩みを相談できる機関についてもいくつかご紹介いただきました。

最後の質問タイムでは、生徒が「板橋先生が助産師を目指したきっかけについて教えてください」と質問しました。板橋先生は別の職業を目指していましたが、大学で母性看護学を学んだことがきっかけで助産師を目指すことになったそうです。講演会は生徒にとって様々な職業を知るきっかけにもなっています。

講演の中に、「受験の先には生活が待っています」というお言葉がありました。今回の講演を通して、心や体に関する知識を深め、自分や他者を大切にしていってほしいと思います。

 

【生徒の感想】

・人の生まれる確率は、250兆分の1だという話を聞いて驚いたし、感動しました。自分が生まれて、不自由なく育っていることは、奇跡的なんだ!

・自分が今、生きていることの素晴らしさと、今を生きているからこそ生じる責任があることに改めて気付かされました。

・「生きているだけで凄い。」という考えも頭の片隅に置いておけば、楽に生きられることもあるかなと思った。

・「自分のカラダのボスは、永久に自分」という言葉が印象に残りました。自分の体を一番良く知れるのは自分だからこそ、小さな変化に敏感になって自分自身をしっかりと大切にしてあげるべきだと思った。

・思春期には、心と体でこんなにも大きな変化があると知って驚いたので、こういう時期だからたくさん悩んでも仕方のないことだと納得できた。

・インターネットなどで手軽に性に関する情報に触れることができる世代です。正しい知識を知れる機会があるというのは凄く大事なことだと感じました。

・興味がある、ないにも関わらず、誰もが教養を身につけるべきものとして、「性教育」がもっと身近なものになれば良いと思います。

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