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東京都立両国高等学校・附属中学校

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2022/12/25 高校生

総合的な探究の時間フィールドワーク

12月9日、「総合的な探究の時間」の授業で、高校1・2年生がNPO法人「いぬねこプロジェクト」の保護猫シェルター「QUEUE」(譲渡、保護を目的としたふれあいスペース)にフィールドワークに行かせていただきました。

本校の「総合的な探究の時間」では、約10のゼミに分かれて授業を行っています。そのうちの1つは、昨年から日本ファンドレイジング協会のプログラムに参加させていただいています。協会に託された寄付金の一部を生徒たちに託し、寄付先候補となるNPOを自分たちで調べ、議論し、最後に一つのNPOに寄付するというものです。

 

生徒たちは、寄付先候補の一つとして動物愛護団体の「いぬねこプロジェクト」を選びました。殺処分対象になる可能性のある飼い主不在の犬猫たちの保護活動と里親探しをメインに、動物飼育に関する意識向上を目的とした啓蒙活動や保護シェルターの運営などを行っている団体です。

生徒たちは事前に質問を考えていきましたが、愛らしい猫たちの様子を見て、質問を忘れゆったりとした時間を過ごしていました。生後4・5か月の子猫が多く、部屋の中を元気良く走り回り、その傍らでは爆睡している猫たちもいました。

店長さんが施設に寝泊まりし、猫たちのお世話をしているそうです。保護猫は保険に入ることができず、大きな病気の猫には高額の手術費用がかかってしまうそうです。寄付先に決まった場合は、手術費用にあてたいというお話でした。

 

今は飼えないけれど猫と触れ合いたいという方も、入場時に寄付(施設の維持費や保護猫の医療費などに使用)をお願いしているので、歓迎してくださいます。

犬猫を家族に迎え入れようと考えている方は、保護シェルターや保健所、愛護センターなどからの引き取りもご検討されてはいかがでしょうか?

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