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2022/12/23 中学生
中3卒研研究最終発表会
12月16日(金)に卒業研究最終発表会を行いました。
今回は学年内でのグループ発表を行い、その中から5名の代表者を選び、最終発表会を行いました。最終発表会では、中学3年生だけでなく、来年卒業研究を行う中学2年生も参加し、発表を聞いてもらいました。
さらに、今年度卒業研究に臨んだ15期生は「墨田区に関する研究を行う」という大テーマの中で研究を行ったため、墨田区の副区長にも参加していただきました。
発表者は、代表選出後、パワーポイントを作成し、リハーサルを重ねて、発表に臨みました。残念ながら1名体調不良で当日の発表ができませんでしたが、代表者選出から発表本番までの時間がない中、一生懸命に準備をして、研究の成果を存分に伝えてくれました。
聞いていた生徒からも、学年に関わらず質問が飛び交い、よい発表会になったと思います。今年度から卒業研究をリニューアルし、個人での研究となりましたが、また新たな両国附属中の伝統となり得る、大きな第一歩を踏み出したと思います。
【以下、中2生徒の感想より抜粋】
・4人の発表を聞いて、「墨田区内のこと」とテーマが限られているにも関わらず多角的な視点から研究を行い、自分なりの課題とその解決策を見出していることに感銘を受けた。
・1年生のときに、墨田区のことを調べ、フィールドワークをした自分たちの発表と比べ、3年生の発表は、全然レベルが違うと思った、3年生は、調べたことから予想を立て、確かめるためにフィールドワークに行き、その結果をしっかり発表していて、内容が深かった。
・今日の発表を聞いて感じたことは、研究とは、社会のためにするのだ、ということ。
・中学1、2年でやってきた様々な発表やスピーチ、OP、ディベートなどがここで活かされていると思った。
・仮説→検証→結果→考察という流れは、国語でやっていることと同じ流れになっていて説明文が書けるくらいのレベルですごいと思った。日々の学習や疑問が卒業研究につながるため、それらを大切にしていきたいと思う。
・一番すごいと思ったのが応答の丁寧さです。どんな質問が来ても瞬時に丁寧に答えていてかっこいいなと思いました。
【以下、中3生徒の感想より抜粋】
・初めは面倒だと感じ、作業にもなかなか手を付けられないでいたが、いざ始めてみると、思っていたよりも楽しく取り組めた。論文の執筆については、今までこんなにも長いレポートを書いたことがなかったため、少し苦労したが、自分なりに工夫してやり切れたので良かった。
・研究を進めていくうちに、自分は、墨田区のことについて、何も知っていなかったことに気づいた。同時に、両国附属中の生徒だという自覚がさらに高まった。
・フィールドワーク、資料調査、執筆、どれも余裕を持って取り組めず、ギリギリに中途半端になってしまうことが多かったので次からは、計画性をもって取り組むようにしたい。
・1つのテーマに対して、向き合い続けるのは精神的にも辛かったが、その分、終わった後の達成感は他と比べられないほど大きかった。
(学年内でのグループ発表の様子)