校章

東京都立両国高等学校・附属中学校

ニュース

2022/12/22 中学生

中高一貫校即興型英語ディベート交流大会

12月16日(土)に、令和4年度 PDA 東京都中高一貫校中学校即興型英語ディベート交流大会が、オンラインにて開催されました。本校を含めて、11校20チームが参加しました。本校からは中学3年生の2チーム(両国Aチーム、両国Bチーム)が参加しました。

Blank 3 Grids Collage

試合は、2ラウンドの勝敗数と合計スコア(内容+表現)で競われ、両国Aと両国Bチームともに1勝1敗の成績で、スコアの結果、両国Aチームが、「ベストチーム賞」(7位)に選出されました。また、「エキシビジョンディベーター賞」にAチームから1名、「ベストディベータ―賞」に、Aチームと、Bチームから1名ずつが選出されました。(以下写真)

Blank 2 Grids Collage

第1ラウンドのお題は、「Ranking children in sport events at kindergartens and elementary schools should be abolished. (園や学校の運動会での順位付を廃止すべきである。)」で、第2ラウンドは、「Japan should promote the use of nuclear power plants. (日本は原子力発電所の利用を促進するべきである。)」)でした。即興型ディベートのため、論題が発表された後に、日本語でもディベートすることが難しい論題に対して、たった15分の準備時間内に、主催者作成の「テーマに関係する単語をピックアップしたシート」と、電子辞書を駆使して、各自のディベートの役割に応じて、賛成の理由や、賛成側に反論する理由などの原稿をチーム内で情報共有しながら作成します。中3は、2学期から週1時間の英語の授業でディベートの仕方を学んでいる最中で、本大会には、初めての参加となりましたが、先月から高校生のESS部の先輩と練習してきた成果を活かして、他校の生徒を相手に英語で素晴らし議論を展開することができました。大会の最後に、ジャッジが高く評価した「エキシビジョンディベーター賞」の生徒6名によるディベートに本校の生徒も参加しました。論題は「It is better to study in the U.S. during high school days than after entering university in Japan. (アメリカに留学するなら、大学入学後よりも、高校在学中にしたほうがよい)でした。他校の生徒たちと即興でチームを組んで、モデルとなるようなディベートを展開して、参加者に多くの学びと刺激を与えてくれました。

このような素晴らしい大会を主催していただいた一般社団法人パーラメンタリーディベート人財育成協会(PDA)の皆様方、幹事校の先生方、ジャッジに協力していただいた先生方に改めて感謝申し上げます。

翌週には、先輩たちへの報告会が行われて、同じ論題を使っての「振り返り」が行われました。これまで後輩たちのために多くの時間を割いてくれた本校の高校生にも感謝です。