校外学習（中学３年生）

10月28日、中学3年生は校外学習を行いました。3グループに分かれ、SDGsのそれぞれのテーマについて学びました。

1つのグループでは、食品ロスをテーマにし、企業から出る食品廃棄物を豚の肥料にする会社について、実際にその会社を訪れ、講義を受け、見学をしてきました。

講義では、「食品ロスに新たな価値を」をもとに、普段捨てている食品ロスからどのように肥料を作るかについて学びました。

さらに肥料を作るだけでなく、その肥料で育てた豚をブランド化し、スーパーなどで販売する、そしてそのスーパーから再び肥料となる食品ロスを買い取るという、持続可能な循環の取り組みについてもご説明いただきました。また肥料を作るにあたってのコストや、運搬による環境への影響をも考慮に入れながら取り組んでいるという、会社としての具体的な考え方も学ぶことができました。

見学では、実際に肥料になるまでを見せていただき、工場の音を聞き、完成した肥料を目で見て、匂いを嗅いで、五感で会社の取り組みについて触れることが出来ました。

写真１

11月７日には、コースごとの代表者が概要を説明して、その後、グル―プごとに与えられた課題の解決策について自分たちで話し合ったことを発表し合いました。

写真２

今回の校外学習で学んだことを、現在行なっている卒業研究、そして高校で行う探究に活かしていってほしいです。