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東京都立両国高等学校・附属中学校

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2022/08/08 中学生

プログラミングで海のSDGs(中学3年生)

次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる “日本財団「海と日本プロジェクト」” の一環で、一般社団法人イエローピンプロジェクトが、希望者生徒を対象に「プログラミングで海のSDGs!」の出前授業を実施しました。

SDGs の目標14番「海の豊かさを守ろう」に関わる社会課題のひとつで、現在深刻化が進む「海洋プラスチックごみ問題」を講師の方と⼀緒に考えました。「海洋プラスチックごみ」について生徒たちは、4月に南房総で実施した宿泊学習先の海岸で「海洋プラスチックごみ」の現状を目の当たりにし、美しい海とそこでクラス生物に悪影響を及ぼしていることも知り、また、5月の校外学習では、その流失の原因の1つになっている河川敷(荒川)に捨てられているプラスチックごみの清掃活動等を行った体験から、どのようにこの問題を解決していくのか、当事者意識をもってプログラムに臨みました。

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ワークショップの初めに、海洋プラスチックゴミ問題を解決するためには、どうして調査が必要なのか、調査結果から何がわかるか、適切な調査と対策が必要であることを知りました。次に、仮想の海に浮かぶ海洋プラスチックごみを回収するために、「プラスチックごみ調査船」をコントローラーMakeCodeでプログラムを組みました。

最後に、講師の方から「人間の社会生活によって排出された海洋プラスチックごみは、2050年には海にいる魚の量を超えてしまう。」という話を聞き驚愕する生徒たち。さらに、科学技術を応用して、海洋プラスチックゴミの回収を実施している取り組みを紹介してもらい、世界では“年齢に関係なく”、アイディアとプログラミング技術があれば、多くの社会問題に解決に挑戦できることを教えていただき多くの刺激を受けました。

今回の「プログラミングで海のSDGs!」のワークショップを通じて、海を汚したら⾃分たちの⾷⽣活にどのように影響が現れるか、また、プログラミングを通して“海を守ることの⼤切さ”を再認識しただけでなく、SDGsについて自分事としてとらえ、将来、「プログラミング技術を活かした」様々な社会課題について考えるきっかけづくりになったことは間違いありません。このような機会を設定していただいた一般社団法人イエローピンプロジェクトの皆様、本当にありがとうございました。

【生徒の感想や気づき】

・海ごみの調査がもたらす意味や、実際に行われている事例など表面的にしか知らなかったことに対して深く学ぶことができた。

・「分解しやすいプラスチックとできないかな。」

・日本人が海外の方と比べて行動力がないことに気づかされ、学びになった。

・プログラミングは、娯楽のためだけでなく、社会のために使えることが分かった。

・プログラマーに対してネガティブなイメージがあったが、今日のお話を聞いて、プログラミングなどが社会問題の解決につながることを知り、もっとプログラミングについて学ぼうと思いました。

・プログラミングという新しい体験を通して海の問題、そしてSDGsといった社会問題を解決することができるということを知ることができた。

・プログラミングに興味を持って、参加させていただいたのですが、私自身の興味が社会に貢献する手段となり得るというのが希望をもえました。より将来の夢が広がりました。

[4月の南房総での校外宿泊学習の様子]

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[5月の校外学習の際の荒川河川敷での清掃活動の様子]

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