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東京都立両国高等学校・附属中学校

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2022/08/24 中学生

海外姉妹校交流(中学生)

中学生の希望者生徒を対象に、姉妹校であるカンボジア・バイヨン中学高等学校とオンラインでの交流会が行われ、25名の生徒が参加しました。交流前の準備では、担当教員から「テストではないので交流を楽しみましょう!」という話があり、その後、異学年混合で自己紹介の練習を行い、上級生から下級生へのアドバイス等がありました。

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交流会が始まると、参加者のほとんどが、海外の同世代の子どもと話すのは初めての経験で、緊張している様子が伝わってきました。また、オンラインの特性上、相手の反応が掴みづらいという難しさに加えて、母国語の影響を受けた英語を理解するのに時間がかかる場面もあり意思疎通を図るのに悪戦苦闘していましたが、グループごとに協力し、楽しみながら交流を行うことができました。

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中1は、緊張と不慣れなこともあり、うまく交流できなかった部分もありましたが、自分の英語が相手に通じる喜びを感じていました。中2,中3は、直前に行われたTGGでの大人(先生)を相手にする英語体験とは異なり、互いに相手の国についてあまり知らない、また、英語を学んでいる子ども同士での体験で、会話の続け方に苦労している様子でした。このリアルな体験を通じて、交流する際には、事前に相手の国(文化・風習)について調べたり、相手を気遣い、理解を確かめたりしながらコミュニケーションを図ることの大切を実感し、また、普段の授業でも意識していくことで、より充実した交流につながることに、生徒自身が気づけたことは、今後の交流に向けて大きな財産となりました。

今回の交流の反省を活かしながら、今後も定期的に姉妹校交流を行い、異文化理解を深め、生徒のコミュニケーション能力の向上を図って参ります。

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【中1生徒の感想や気づき】
・できたこともできなかったことも全部含めて面白かった!
・いろいろ心配していましたが、自分が今まで習ってきた英語が海外でも通用するんだと知れて良かった。
・英語が話せるとこれだけ便利なんだと分かり、今までよりもさらに英語を頑張っていきたい。

【中2生徒の感想や気づき】
・違いの多い国同士でも、お互いのことを分かり合えたり、同じことで笑えるということが嬉しかったし楽しかった。また、今までカンボジアのことは、アンコールワ ットくらいしか知らなかったけど、今回の交流会を通して、カンボジアの日常のところを知れた気がした。                           
・色々な話題に飛んでしまったり、話題を広げられなかったりしたことがあった。次回は、似たジャンルの質問をしてもっと会話を長く続けられるように、また、しっかりと予習してから挑みたい。

・カンボジアの方たちは、写真やイラストも用意してくれたり、ジャスチャーなどでわかりやすかったので、見習うべき所がたくさんあった。
・カンボジアの子たちは、自分たちの国の観光スポットや伝統的な食べ物についてしっかり話せていたので、もっと日本のことへの理解を深め、それを英語で話せるように日頃から準備したい。

・何より異国の文化や人と触れ合えて楽しかった!!
・カンボジアでは、四季という概念がなく雨季、乾季を使っているところに違いを感じました。
・自分からこの交流会に挑戦できたこと自体に成長を感じることができたし、楽しかったのでとてもよい機会だった。

【中3生徒の感想や気づき】
・オンライン上で会話するので、普段よりもゆっくりと話すことを意識した。少し遅すぎるかなと思ったが、バイヨン中学校の子がしっかりと聴き取って返してくれたので良かった。

・今回、充分な会話ができたとは言えない。伝えたいことの半分も伝えられていなかったと思う。しかし、こうして手探りでお互いなんとか意思疎通しようとするのが良いのだと感じた。でも、もっと豊かな会話をしたいというもどかしさも本物なので、これからも英語学習を続けていこうと思う。

・前回交流したときは、お互いに発表をしている感じだったけれど、今日は会話できて楽しかった。次の機会があれば「質問ありますか?」という感じで質問するのではなく、会話の中で臨機応変に質問をしていけるようにしたい。

・東京スカイツリーや浅草・温泉などの文化や建造物をカンボジアの相手も分かってくれる前提で話してしまい、うまく伝えられなかったので、とても悔しかった。

・他の文化圏の人とのコミュニケーションは本当に難しいことだと思うので、事前に他の文化を知って楽しんだり、そして英語力を伸ばしたりすることが必要だと痛感。

・「自分が旅行に行くとしたら」など実際に行った時のことを考えたりしてたくさん質問を用意しておくことでコミュニケーションも途切れず楽しめると思う。