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東京都立両国高等学校・附属中学校

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2022/06/24 中学生

道徳講座「ニュースリテラシーとは」

6月20日の道徳の授業にて、読売教育ネットワークアドバイザー 田中孝宏様を講師にお招きし、「ニュースリテラシー」についてご講演いただきました。

 「ニュースリテラシー」という言葉は、多様なメディアが発信するニュースについて、その真偽を疑うことなくそのまま受け止めている若者が多いことに危機感をもったことから誕生したそうです。情報化がすすむ現代社会を生きる我々の周りには、常に様々な情報が溢れています。その見分け方や活用方法について、ご教示いただきました。

 田中様曰く、情報とは「流れ、拡散するもの」であり、ニュースとは「メディアが作り、流すもの」である。「あの人から聞いた」というような2次情報ではなく、取材を通して1次情報に当たり、情報の出所を確認して裏を取ったものだけが、初めてニュースとして発信できる、とのこと。SNSを活用する中学生にも、そこにある嘘の情報を見分ける視点をもつことが求められているようです。また、取材に基づいて作られたニュースにも、作り手の意思・意図が入っているので、「作り手はどのような立場で伝えようとしているのか」を見極めることが重要なようです。

 以下、生徒の感想より抜粋。

・私が今まで「ニュース」だと思って見てきたSNSやネットの配信記事は、よく考えると「情報」であることに気づいた。

・新聞社によっても、同じ内容のニュースでも大きく取り上げる部分が全然違っていておもしろかった。

・ニュースだろうかネットだろうが自分で実際に見たもの以外の「情報」は全て伝え手の主観が入っていると考えた方がよいと思った。

・「ニュース」は正確さがあると同時に、作り手の意図が必ず存在するということも知れたので、ニュースを見たら、裏にどんな人の意図があるか考え、周囲と話し合っていきたい。

・中学生でも一人一人がSNSから様々な情報を得ることできる現代では、「情報」と「ニュース」のどちらであるか正確に読み解く力は、とても重要だと思う。

・「情報」に踊られることによって、自分が被害を受けるだけでなく、その情報を拡散することによって他人に迷惑をかけることもある。

・この情報社会で正しい情報を知っていることは大事なことであり、自分の人生にも関わってくるかもしれない。

・正しい「情報」を毎日確認したいから、という理由で親に交渉した結果、新聞を取ってくれることになりました。

・膨大な「情報」を、深掘りして、取材して、校正を重ねて、毎日「ニュース」として私たちに届けてくださっている記者の方々には感謝したいです。

 

田中様、この度は本校生徒のためにご来校いただきまして、誠にありがとうございました。

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