ニュース
2022/06/01 中学生
校外学習の振り返り活動(中学3年生)
校外学習の振り返り活動の最後は、自分が行っていないツアーの情報を、複数の班から説明を受けることで、今までに気づかなかった異なる社会問題に触れることができました。前回に続き、一人一人がアウトプットしたことで自分の考えをさらに整理でき理解を深めただけでなく、今回は、3つのテーマの共通点(課題・困難さなど)に気づけたり、他のテーマと関連づけた解決策を提案する生徒もいました。校外学習に参加できなかった生徒も含めてグループで助け合いながら、短時間でしたが互いに深い学びのある交流活動を行うことができした。
【生徒の気づきや感想】
・校外学習の当日を休んでしまい、初回の事後学習がとても不安だったが、班の方が体験したことやこれからすべきことを優しく教えてくれて、不自由なく活動に参加できました。
・同じテーマでも違う伝え方、結論になっていて、やはり1つの情報だけに偏らず様々な人の見方、考え方を知る必要があると思う。
・林業について2グループの発表を聞いたが、それぞれ着眼点や解決の仕方が全く違っていて面白かった。
・同じテーマの発表でも、軸とする内容が違っていたため、常に新鮮な気持ちで発表を聞けた。
・テーマは、違っても「人々の関心が低い」というような同じ問題があったため、共通点があるということも面白い。
・ごみ問題、プラスチック、林業は違うように見えるが、少し共通点もあったので、どこかで社会問題はつながり合っているのかなと思った。
・時間やコストの問題は“共通”して解決しにくいことが分かった。
・ロボットに関するイメージを覆すためにも、森林やゴミ拾いにロボットを活用して、1つの問題でなく、一気に考えて良いのでは感じた。
・森林問題と、私たちの学んだロボットの技術をどのように関わることができるのか考えていきたい。
・3つのテーマを別々の問題として考えるのではなく、それぞれの長所と短所を補いながら将来に向けて自分のできることを考えていきたい。
・自分が学んだことを他人に伝える経験を通して、初めて知る人の立場で物事を考えることで「説明すること」の大切さがわかった。
・校外学習に行っただけでは、現状を知ることしかできなかったと思いますが、事後学習でそれぞれの班でTo-doや解決策などを考えたことで3つのテーマについて深く考えさせられて勉強になった。
・今回発表したことで、講演していただいた内容や体験したことを元に、より深く考えることができたため校外学習のみで終わってしまうよりもより深く深めることができた。
今回の校外学習と事後のグループ活動・交流活動(発表)を通じ、自分の意見を客観的に見たり、自分とは違う多様な見方・考え方に触れたりしながら、新しい見方や考え方を生み出していく過程を体験することができました。今後はこの経験を活かして他の教科でも言語活動の充実を図っていきます。