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2022/06/08 中学生
中学3学年 第1回学力推移調査 分析会
6月8日の学活の時間を用いて、4月に実施した「第1回学力推移調査」の分析会を実施しました。
今回は、学力推移調査の運営会社である株式会社ベネッセコーポレーションより安藤毅様を講師にお招きし、客観的な視点で調査結果を解説していただきました。
個人成績票の見方を丁寧に教えていただき、「振り返りをする方法」から丁寧にご説明いただきました。また、本校卒業生の実際の事例などを交え、データに基づいた解説をしていただけたことで、今後の学校生活について、より明確なビジョンをもつことができました。
「先手必勝」「早く取り組むことでアドバンテージになる」「学力は基礎が固まってから伸びる」「大学入試の範囲は学校の授業なので、学校の授業に集中して取り組むことが大事」「部活など忙しい中でも、学習の量を増やし、学習に向かう姿勢を改善していく(集中する)ことが大切」「進む方向(何からやるか)を知るためには、現在地(今の実力)を知る必要がある。そのために学力推移調査がある。」「集約したデータから、成績上位層の生徒ほど『スマホの利用時間を自ら制限できている』『新聞を読む習慣がある』人が多いことが明らかになっている。」などの金言や有益な情報をいただきました。
「学校生活を楽しんでください!」との明るいメッセージでまとめられたご講演を通して、日々の学習の大切さだけでなく、中学校卒業後・高校卒業後の展望についても具体的なイメージをもつきっかけを掴むことができました
安藤様、この度は本校生徒のためにお時間をいただき、誠にありがとうございました。
【生徒の感想と気づき】
・先輩たちの成績推移のグラフは、今の自分の成績から、ぐんっと伸びていて、その理由として、この時期からしっかり勉強しているからで、「努力は必ず実る」との話があった。このようなテストの機会を無駄にせず、しっかりと復習もして頑張りたい。
・大学受験を見据えて「高ゼロ生」だということを痛感し、そこに向けた長期的なモチベーションを得られた。
・試験は、受けて終わり、というような気持ちで、復習などせず、結果が返ってきても、点数ばかり見て「良かった」「悪かった」で、それ以上の改善策などを考えていなかった。
個人成績票の具体的な活用方法や、また、結果からどこを重点的に学べば良いかわかったので今後に活かしていきたい。
・振り返りは、面倒だから受けて終わりにしていました。6年間も受け続けて、自分の学力が全国と比べてどうかという推移が分かるものはこれしかないので、しっかり復習して、2回目以降にもつなげていきたい。
・大学入試は「全国大会」という話を聞き、校内の定期考査だけでなく、全国の中学3年生と比較できるテストを大切にしようと思う。
・8割の点数とれても、残りの2割は不正解なわけで、まだまだ伸びしろがあると気づいたので、日頃の勉強の習慣を見直そうと思った。