校章

東京都立六本木高等学校 定時制

卒業生紹介

卒業生より

令和3年度卒業 高千穂大学 経営学部経営学科情報コース
 私は高千穂大学経営学部に学校推薦型選抜を利用して合格しました。昔からパソコンを利用することが好きで、進学先では情報に関することを学びたいと考えていたとともに、高校生の時に取得した日商簿記3級の知識を生かしたいと考え、高千穂大学経営学部の情報コースに進むと決めました。
 大学へは新型コロナウイルスのこともあり、個人見学という形で見学に行き、指定校推薦での受験方法があると知ったので日ごろの学校生活を重視してほしいという思いでこの受験方法にしました。受験の科目は志望理由書と小論文の事前提出及び面接だったので、夏休みごろから担任の先生に志望理由書の添削をお願いすることを繰り返し、形にしていきました。受験の一か月前になると小論文の課題が提示されるので、大学側の求めている人物像などを参考に何度も先生に添削していただきました。志望理由書と小論文がある程度完成してからは、担任の先生や面識のある先生にお願いして5、6回ほど面接練習をしました。受験当日は面接のみだったので、志望理由書などをもとに入学したい理由や入学後の勉強、高校生活のことなどを話し、合格をすることができました。入学前までに数学と英語の基礎的なことを学び、大学入学後は経営と情報を掛け合わせて学んでいきたいです。
令和3年度卒業 国士館大学 文学部教育学科教育学コース(総合)
 私が本格的に受験の準備を始めたのは3年生になってからです。元々大学進学を見据えて1、2年生の頃は時間割を組んだり、資格を取得したりしていました。しかし3年生になり、いざ受験準備が始まるとその大変さから躓いてしまい、受験から目を背けてしまった時期もありました。進路活動で最初に私がしたことは大学を調べることです。将来の夢が決まっていたので、その職業に就くために必要な資格を取得することのできる学校に絞りました。
 オープンキャンパスに行き、実際に学校を見学して志望校の決定をしました。夏休み中もほぼ毎日学校に登校し、担任の先生と受験に必要な書類の作成をしました。就きたい職業のことを深く調べることや、担任の先生が用意してくれた論文や本を読んで志望理由書などを書き進めました。次に取り組んだことは面接練習です。9月からは担任の先生以外にも面接練習をお願いして、ほぼ毎日面接練習をしていました。面接練習をこなしていくと先生方から色々な指摘をしていただき、考えを深めることができたと思います。また、私の受験する大学の試験には、会場での小論文の試験が課されていたため、面接練習と同時並行で小論文を書く練習も進めました。大学のホームページに過去の小論文課題が掲載されていたので、それを実際に書いて、国語の先生に何度も添削をしてもらいながら、繰り返し練習しました。練習の甲斐あって、当日の小論文の試験では、問題文を読んで構想メモを作成しながら書くことで、最高の出来の物が書けたと思います。面接は先生方から指摘されたことに気をつけ、自分の長所などをしっかりとアピールできたと思います。合格の結果を1番に担任の先生に伝えに行ったとき、自分のことのように喜んでハイタッチをしてくれたのがとても印象に残っています。躓いたり、辛い思いをしたりしたことも多かったけれど、受験を通して自分が成長できたなと強く実感しました。
令和3年度卒業 聖徳大学幼児教育専門学校 保育科(AO)
 私の進学先は聖徳大学幼児教育専門学校で、受験方法はAO入試でした。この学校を選んだ理由は、伝統があり落ち着いた雰囲気が気に入ったことと、自分が決めた譲れない点や条件を満たしていたからです。私の条件は、保育士の資格と幼稚園教諭免許の両方を取得できることでした。それは、卒業後の就職の幅が広がることを考えると必須で、譲れない点としては自宅からのアクセスが良く、たくさんのグランドピアノが使える環境であることでした。
 学校を選ぶ際にまず進学サイトで自分の条件に合った学校を探し、その後オープンキャンバスに参加しました。私は計5校に行きましたが、複数回見学した学校もあったので10回以上足を運びました。そこでは学校の雰囲気や先生の授業の様子などを観察し、授業やカリキュラムについて事前に用意した質問をするなどして、自分が納得するまで考えました。志望校を決めてからは志望理由書の作成と面接練習をしました。志望理由書を書くときには志望校と自分の魅力をいかに伝えられるかを考えました。面接では基本マナーを始め、どんな質問をされても答えられるように、学生や先生から聞いた話を参考にして面接練習をしました。書類関係は担任の先生が丁寧に必要書類の説明と受験料の振り込み期日等を確認してくれたので、安心して受験に臨むことができました。そして、その甲斐あって、見事合格することができました。
令和3年度卒業 株式会社トラジ(学校斡旋)
 私は株式会社トラジに就職することが決まりました。最初は進学をしようと考えていましたが、3年生の5月頃に就職に変更しました。それは、特にやりたいことがないのに「進学でいいや」と適当に進学するのは時間の無駄だと思ったからです。また、入学金など進学にかかるお金を払うのは私ではなく親で、両親に無理をさせたくなかったという思いもありました。
 私が株式会社トラジに決めた理由は、接客業をしたかったことと、職場見学の際に印象がとても良かったことからです。就職面接の日程は2回あり、1次面接が9月下旬、2次面接が10月上旬だったこともあって夏休み中に面接練習をしました。その際、普段話すときの癖や正しくない敬語、話している最中笑顔を崩さないことに気をつけることがとても大変でした。また、2回ともZOOMでのオンライン面接だったので初めてのことでとても緊張しました。
 私が辛かったときに、私と同じ就職希望の友人が心の支えになっていました。同じ就職希望だから辛い気持ちも共有できて、内定が決まるまでの焦りや決まった後の嬉しさも共有出来ました。大変だった気持ちや就職先の話のことを沢山話せる友達がいて良かったと感じます。
 私は4月から新社会人として生活していきます。アルバイトでは体験できなかったことも、悩みも、いろいろと出てくると思いますが挫けずに頑張りたいと思います。また将来は先輩や数年後にできる後輩に頼っていただけるような社員になりたいと考えております。
 六本木高校でたくさんの友達ができ、優しい先生方にいろいろなことを学べて良かったと思います。進路決定する時期は不安なこともあり、決して良いことだけではないと思いますが努力はいつか報われるので挫けずに頑張ってください。
令和2年度卒業 彰栄保育福祉専門学校 保育科
 私は9月のAO入試で彰栄保育福祉専門学校に合格することができました。中学生の時から保育士を目指していたので専門学校に進学しようと思い、高校3年生の夏に5校ほど学校見学に参加しました。その中で印象の良かった学校に4年生の春に改めて訪問し、受験を決めました。
 「小論文」や「キャリアサクセス」の授業に積極的に参加し、夏休み中にも登校して面接練習など受験対策をしました。エントリーシートは「小論文」の授業で取り組んだものを参考にして書き、先生に添削してもらいながら仕上げました。面接練習は一番力を入れて取り組み、声が小さかったので声の出し方から指導してもらいました。進路ノートなどに載っていない質問なども考えてもらい、面接本番で対応できるように努力しました。
 面接当日は、緊張してうまく話せないところも多くありましたが、自分の意志をきちんと伝えることができ、無事合格することができました。