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2022/09/29 お知らせ

東京手描友禅を鑑賞しました=伝統工芸(陶芸・染色)=

日本の伝統と文化 伝統工芸(染色)

「伝統工芸」の授業は、1年間を前半と後半に分け「染色」と「陶芸」、2つの日本の伝統工芸について専門的に携わる職人のご指導の下、実際の制作を通し学んでいく科目です。

「染色」ご担当の佐藤信男先生は、東京都北区王子生まれ。国指定伝統工芸品、東京都指定伝統工芸品である東京手描友禅の職人です。佐藤先生に教えていただきながら、生徒は4月から文化祭前までの時間をかけ、友禅作品を制作してきました。

今日は「染色」の授業最終日で、佐藤先生の作品の鑑賞会です。佐藤先生が解説して下さった作品は、令和4年 第62回東日本伝統工芸展の入選作品でした。

題名は、訪問着「満開のサチの下で」。初夏に満開となる下垂状の小さな白い花・サチ(別称エゴ)を、友禅とローケツ染で表現した作品で、制作にはどのぐらい時間がかかるのか等生徒からの質問もあり、真剣な眼差しで作品を鑑賞していました。

<先生の作品を鑑賞しています>
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<生徒の作品です>
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