令和３年度第７4回卒業式

　3月5日（土）に令和3年度都立大森高等学校の卒業式が体育館にて厳粛に執りおこなわれました。

卒業生にとってはそれぞれの進路へ羽ばたく節目の式典である卒業式です。

今年は卒業生は187名。式典の間、卒業生たちにはとてもすがすがしい緊張感があり、

凛とした姿勢を見せてくれました。

その姿からそれぞれが積み重ねてきた森高での3年間が、価値ある時間や経験になっていきたことをとても感じられました。

新たな旅立ちの日を迎えた卒業生に青木薫校長は式辞の中で「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」

というジュール・ヴェルヌの言葉や孔子の「学びて思わざれば、則（すなわ）ち罔（くら）し。思いて学ばざれば

則（すなわ）ち殆（あやう）し。」(学ぶだけで、自分で考えることを怠ると、何もはっきりとはわからない。しか

し、自分一人で考えることばかりで他人から広く学ぼうとしなければ、狭く偏ってしまう）を言葉を紹介し、

想像力をもち、知識を活かしながら、自分自身の頭でしっかり考えることの大切さについてお話されました。

また、これからの人生においても本校の校訓である「敬愛」「誠実」「努力」を大切にするようにと伝え、今後の活躍を祈念しました。

　本校は来年80周年を迎えます。後輩たちには今年卒業していった74期生たちが発展させてきた

大森の良き伝統を更に引き継いでいってほしいと思います。　

　74期生の皆さん卒業おめでとう！ご活躍お祈りしています。