教育目標・カリキュラム

教育目標

(1)学校の教育目標
  • 自由と責任を重んじ、個性豊かな生徒を育成する。
  • 個性を伸長し、自主精神を培うとともに、社会性や公共心を育てる。
  • 真理と平和を愛し、個人の尊厳を重んじる人間を育てる。
(2)学校の教育目標を達成するための基本方針
  • 規律ある学校生活により、基本的生活習慣や良識ある社会性を身に付けさせ、規範意識を向上させる生徒を育成する。
  • 生徒の学習方法・学習習慣の確立を図り、希望進路の実現につながる進路指導を行う。また、組織的、計画的に言語能力の向上に取り組み、読書活動、探究活動を推進する。
  • 学校行事・部活動・生徒会活動等を拡充させ、帰属意識の涵養を図ると共に、相互の人権を尊重しあい、社会に貢献できる生徒を育成する。特別活動を重視し、生徒の自主性や自律性を育成する。
  • 学力スタンダードに示した学習目標に基づき、指導計画、年間授業計画、週ごとの指導計画を工夫するとともに、教員の授業力向上のための相互研修を推進する。
  • 生徒が分かりやすく、興味・関心を高めることができる授業を実践する。また、環境教育の推進を通して持続可能な社会の実現に貢献する態度を培い、道徳や保健教育の充実を通して心身の健全な育成を図る。
  • 体罰を根絶するとともに、いじめ防止に積極的に取り組み、生徒の人権を守る指導を徹底する。

指導の重点

(1)各教科・科目の指導
  • 第1・2学年での共通履修科目を通し、言語活動の充実を含め、基礎学力の育成を図る。
  • 第3学年では幅広い選択科目を設置し、進路実現につながる学力向上と能力開発を図る。
  • 数学、英語で習熟度別授業、国語、保健体育、家庭で少人数制授業を実施し、きめ細かな指導を行う。
  • 小テストと関連付けた宿題を課すことで、家庭学習を習慣付けさせる。
  • 体力テストの結果を踏まえ、「体育」において生徒個々の体力向上を図る。
  • 生徒による授業評価(年2回)を実施し、教員相互の授業研究や校内研修を行い、適切な指導計画をもとに授業改善に取り組み、学力向上の推進を図る。
  • 第一学年における奉仕体験活動やボランティア活動の推進により、道徳教育の充実を図る。
  • 読書月間の取組や書評合戦の実施を通して読書活動の推進を図る。
(2)特別活動の指導
  • 体育祭、文化祭等の学校行事を通じ、自主自立の精神を培い、勤労を重んずる精神を養う。
  • 生徒会選挙や生徒会活動および「現代社会」の授業を通し、主権者教育の推進を図る。
  • 部活動や学校行事等の推進を通し、生徒の自主的な活動を引き出し、自律的能力の向上を図る。
  • 避難訓練や宿泊防災訓練を実施し、災害時の自助・共助の意識向上等、防災教育の推進を図る。
  • 体育的行事等を通じオリンピック・パラリンピック教育を推進し、レガシーの構築を図る。
(3)生活指導
  • 基本的生活習慣の確立を重視する。とくに、儀式・授業等における挨拶を習慣付ける。
  • 生命尊重の意識や社会的規範を身に付けさせるため、関係機関との連携を密にし、薬物乱用防止教育を充実させる。
  • 区の中高連絡協議会、地域懇談会、保護者会等で、保護者や中学校教職員との連携を強化する。
  • スクールカウンセラー、ユースソーシャルワーカーの活用を工夫し、カウンセリングマインドに基づいた相談活動を実践すること等により、自殺対策に資する教育を推進する。
  • 組織的計画的に全教職員でいじめ防止の取組を推進する。
(4)進路指導
  • 組織的計画的に全教職員でキャリア教育を推進し、希望進路の実現を支援する。
  • 卒業時進路未定者ゼロを目指し、三年間を見通した進路指導の充実を図る。
(5)総合的な探究の時間(第1・2学年)、総合的な学習時間(第3学年)
  • 第1・2学年では「総合的な探究の時間」、第3学年では「総合的な学習の時間」を、各35時間で実施する。なお、第1学年の「総合的な探究の時間」は「人間と社会」の代替として実施する。
  • 個人やグループで課題設定、調査・研究、発表を行わせることで、課題解決能力を育成する。
  • 授業中の発言やレポート等の提出物を通して、学習の深化や達成度について評価する。

教育目標達成のための特色ある教育活動等

(1)教育目標達成のための特色ある教育活動
  • 「山高ゼミ」等の取り組み等により総合型選抜を活用した大学進学を推進する。
  • 「哲学対話」を計画的に実施し、思考力を身に付けさせ、学力向上や進路実現に役立たせる。
  • 7限を設置し、基礎学力の定着、大学進学を目指した学力向上を図る。
(2)学校週5日制への対応
  • 行事を精選し、授業時間数の確保に努める。
  • 「哲学対話」を計画的に実施し、思考力を身に付けさせ、学力向上や進路実現に役立たせる。
  • 生徒の実態に応じて補習授業を行うなど、個に応じた教育活動を積極的に実施する。

教科指導の重点(各教科)

教科指導の重点(各教科) (182.2KB)