校章

東京都立瑞穂農芸高等学校

制服・校章・校歌

代表的な男女の制服の写真

制服

女子の制服は、紺色を基調にした、大き目のフリーツで、落ちつきのあるタータンチェック柄が入っています。夏服は、Yシャツにベストか、白か紺のポロシャツからお選びいただけます。
男子の制服は、無地の紺色で、落ち着きのある制服になっています。

校章の画像

校章

昭和40年に校章を設定するのにあたって、図案を当時の職員生徒を対象に募集した。その結果、本校畜産科に在学していた田中政治君(昭和40年度生)の図案が採用され決定、その年の11月13日校章が設定された。
校章の「高」の左右の部分は、校舎周辺の緑の松林をあらわし、上下の緑の部分は、山林丘陵を開発して、拓けていく牧草地をあらわしている。すなわち、周囲の松林のなかに開発された牧野が点在する未来の構想を夢みている。さらに左右、上下の三角の形は、学校の発展、生徒の発育、卒業生が活躍することを象徴している。

校歌

●作詞 佐伯 仁三郎 ●作曲 西山 竜平

1
霞立つ都の乾
狭山なる湖の間照りて
かねほりの沢注ぎたり
河鹿啼き清き晨を
山川は息づき初めつ
2
武蔵野の秋は浄らに
八千穂なす実のる真昼を
もみづるや学びの窓べ
時の鐘響み出いずなり
牛鶏の啼くにまかせて
3
今日ありて学べば我ら
青春ぞ岡なる辺り
一塊の土手握りて
創造の歓あふる
勤しみは明日の日かけん
4
世の外に思潮流れず
争いは過去に放れり
平和の勤労の土
今われら此処にぞ生ける
われこそは此の水汲まめ
5
事成らん日は遠からじ
日本の国の興と
人類の永久なる誇り
農芸ぞ互みに呼ばん
瑞穂わが学びの庭や
瑞穂 瑞穂 真庭
高校瑞穂

【校歌の意味について】

  • 霞のたなびく都の北西に狭山の湖の水面が拡がり、空が開き輝いて、そこに「かねほり沢」の水がそそがれている。すみきった清らかな朝、流れの瀬に河鹿の啼声がきかれる。
    山の色、川の流れに春のいぶきが感じられはじめた。
    (注「霞立つ」は「都」「湖の間」は空が開けている状態のこと)
  • 武蔵野のこのあたりの秋の景色はすがすがしく美しい。米、あわ、きび、さつま、かき、くりの実りのある輝く毎日に、野山が紅葉して美しい学び舎の川辺に時を告げる鐘がなり響いて、牛や鶏の啼声がのどかに田園に流れている。
    (注「八千穂」は沢山の・多くの、「もみづる」は紅葉する、「とよむ」は響くという意味)
  • 今日ここ狭山が丘の一角に学ぶ私たちは、土を愛し耕して、新たなものを作り出すことを歓び、青春時代に味わったこの歓びを将来とも大切にしていこう。
    (注「明日の日かけん」は明日にかけてという意味)
  • 世の中はどこにいっても文化の流れを感ずるものである。戦争はすでに放棄してしまった。私たちは勤労の風土の中から新しい文化を生み出し、その文化をりっぱに育てあげていかねばならない。
  • 目的を達成する日は近い。日本の興隆と広く人類の誇りとを、私たちは理想として掲げたい。私たちの学び舎瑞穂農芸高校を讃え合い、しっかり腰をすえて学業に打ち込む場としたい。
    (注「互みに、呼ばん」はお互いに呼びあおうではないか、「真庭」は本当に腰をすえるべき所という意味)