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3月19日(水) 1,2年生全員を対象とした、国際理解講演会が開催されました。
この講演会は毎年行われ、国内外で活躍される方や海外の文化に精通する方をお招きし、ご自身の経験を語っていただきます。
お話を通じて、生徒の皆さんが新たな視点で物事をみたり考えたり、進路選択を考えるきっかけとなることを目的としています。
今年度は同時通訳者の田中慶子先生をお招きし、「国際社会を生き抜くために必要なことは何か」というテーマでご講演頂きました。
田中先生は、ビジネス現場から数々の著名人の通訳も担当され、「こんな世界的に活躍されている方が松が谷にくるなんて!」と驚く生徒もおりましたが、
とても気さくに、やさしく、一人ひとりに届く語り方でお話しくださり、また多く質問を投げかけてもらうことで、
生徒は様ざま考えながら、お話を聞いていたようです。
以下、生徒の声を紹介します。
「これから英語力も高めながら相手に寄り添う気持ちも大切にしていきたいです。」
「言語を学ぶということは異なる文化を知ること、というのが印象的でした。
今まで言語を学ぶことは単に知識を増やすだけの事だと思っていたので衝撃を受けました。」
「慣れ親しんだ環境でも新たに学べることはあると仰っていたのも印象に残っています。
一度他の環境に身を置くことで、今までいた場所への印象も変わるものなんだと思いました。」
「自分の生まれ育った国でも、ほかの環境や経験を積むことで新しく知ることがある。
自分はまだ国外を出たことはないが、海外でたくさんの新しいことを経験し、色々な刺激を受けたうえで、
改めて自国を見直すことでまた新しい学びを得ることができるというのが今までにないすごく新鮮な考え方だと感じた。」
「経路依存の話を聞いて自分の思考回路に対する考えが変わり、これまでの経験から物事を判断するのは未だ経験の少ない若い私たちは良くないなと思えた。」
田中先生の突然の質問に、自らの考えを理由を添えて説明する生徒たち。素晴らしかったです!
最後は、生徒会長よりお礼のメッセージ。
ここでも田中先生から聞いたことを踏まえて、自分の考えをお伝えしていました。
田中慶子先生、お忙しい中、松が谷高校へお越しいただき、ありがとうございました!