校章

東京都立松が谷高等学校

9~11月の活動記録

2025/12/12

夏以降からここまでの女子バスケ部の活動記録です!

【9月】
新チームは元から人数が少ないですが、この夏は怪我で人数が全然そろわず、練習は基本的にプレイヤー3人…。
なかなか思うように活動ができない上に、練習試合では、引退した3年生や顧問、相手チームの選手を借りてのものばかりでした。
9月に入って2人の選手が復帰し、ついに本格デビューです!
9月下旬に行われた、八王子市民大会と、都立研修大会に参加し、経験を積ませていただきました!

1⃣秋季八王子市民大会
研修大会と日程が重なってしまい、市民大会は予選のみの参加でしたが、
共立女子第二高校の広い体育館で、エネルギッシュな共立女子第二高校や、フィジカルが強く、体の使い方が上手な日本工学院の選手たちと試合をさせていただきました!
結果は残念ながら2敗でした。
力のあるチームと対戦させていただき、1年生チームのデビュー戦としてはハードルが高かったかもしれませんが、
ブランクがある選手が二人おり、なかなか思うようにいかない場面がありながらも、最後まで頑張りきるところと、仲間を見捨てない姿勢は本当に立派だなと思いました。
2⃣都立研修大会
9月末から10月初旬にかけて、二日間、都立研修大会に参加しました。
今回対戦させていただいたのは、都立南平、都立杉並総合、都立江東商業、都立芦花の4校で、結果は1勝3敗でした。
ダブルヘッダーの二日間。一番最後の試合で競り勝つことができ、3位リーグの3位として賞状をいただくことができました!
1年生ということもあり、なかなか勝てずにここまできましたが、1年生ながら力があり、なんといっても、頑張る選手たちが「勝利」という1つの結果を獲得することができて、本当によかったです。
対戦を通して戦い方を学び、同年代の都立高選手のプレーを見て刺激を受け、スタッツなどにも挑戦し、様々な面からバスケットボールに触れた二日間。
選手たちは閉会式の頃にはヘトヘトに疲れていましたが、得られたものは想像以上。とても有意義な大会でした。
ピンチヒッターとして、他部活にも所属しているバスケ経験者の1年生がベンチに入ってくれました。
ピンチヒッターにしては上手すぎる選手です。神出鬼没のピンチヒッター。これからもときどき力を借りる予定です。
※本投稿のトップ画像は、研修大会閉会式後に賞状とともに撮った写真です。


【10-11月】
11月にある、公式トーナメント戦「新人大会」を見据えつつ、さらなるチーム力向上を目指し、意欲的に活動した2ヶ月間。
今年初参加のU18リーグも始まり、普段は交流のない東部のチームとも試合をさせていただきました!

1⃣新人大会

トーナメント形式の大会はやはり雰囲気が違います。負けたら終わりなので、1試合でも多く勝ち上がりたい大会です。
5人で出場するのは初めて。大会の空気感・緊張感にも慣れてもらわなくてはなりません。
今年の新人大会は11月2,3,9日の三日間で1・2回戦が行われ、松が谷は11月2,3日に1・2回戦が割り当てられました。
以下、結果です。
11月2日 都立南多摩中等教育会場  対 関東国際   31-104 勝ち
11月3日        本校会場  対 都市大等々力 65-42     負け 
目標は16日の3回戦にて、都立杉並総合高校と対戦し、都立研修大会からの成長を試すことではあったのですが、惜しくも、2回戦目で敗退となってしまいました。
ただ、結果の上では負けですが、この新人大会はこれまでに比べて飛躍的に成長を感じることができた大会でした。
1回戦目の関東国際戦では、初めての100点ゲーム。100点を超えればよい、というものでもありませんが、得点力は勝利に欠かせません。
自分たちのオフェンス力を点数まで繋げることはすごく大切なことです。5人全員が得点し、勝つことができた点からみても、とてもよい試合でした。
2回戦目の都市大等々力戦に関して、実は顧問は「相手から逃げてしまって戦えないだろうな」と考えていました。
というのも、松が谷の選手は普段とても明るいのですが、コートに立つと相手に合わせてしまったり、元気なチームには消極的になってしまうことが常でした。
都市大等々力はエネルギッシュで激しく、躍動的なすてきなチームなので、松が谷の1年生は戦うことから逃げてしまうのではないかと思っていたのです。
ですが、これは完全に顧問の誤算でした。
等々力戦では、ガツガツと当たってくる相手にひるむことなく、逆に、それよりも上回る強さでゴールに向かう選手たちがいました。
怪我や事故に怖がっているのはベンチにいる顧問だけでした…。とても力強く、相手に負けじとぶつかっていけることを、この試合を通して選手たちが見せてくれました。
最終的には負けてしまいましたが、パワフルなプレーを獲得した5人を見て、これからがますます楽しみになりました。
2⃣U18リーグ
昨年度から興味のあったU18リーグ。
今年度から出場し、初参加校6校で組まれたT5-Bリーグに参加しました!
10月は本校会場にて、都立白鴎と。
11月は芝浦工業大学附属高校に連日お世話になり、豊島学院、都立田園調布と対戦させていただきました。
新人大会を間に挟んでの3試合。
どれも勝つことはできませんでしたが、「どんなバスケをするか」のイメージ作りとゲームコントロールにこだわって戦いました。
スポーツが勝負である以上、勝てないことは選手やチームにとって苦しいことではありますが、松が谷は今はまだ準備期間!
今ではなくても、チームでやり続けたことの先に「勝ち」があると信じて、この3試合はチームバスケを意識してプレーし続けました。
(新人大会を通して気付いたのですが…)
松が谷の5人は負けん気が強く、放っておくと一生懸命に戦いだす、頼もしい心の持ち主ばかりです。
勝てないと悔しがる素敵な選手たちではあるのですが、この3試合では、自分がチームに求められていること、自分がチームに貢献できる部分を少しずつ自覚し、
1試合ずつ、一人一人が確実に上達し、チームにとって必要不可欠な存在へと成長していきました。
結果として負けてはいるものの、どの試合も「戦える」「ひっくり返せるかも」と思える時間帯があり、選手たちの自信にもなりました。

 


新人大会を終えた今、次の公式戦は春ですが、春に向けて、自信を力に、力を結果に変えられるよう、また練習していきます!
秋の期間、お世話になった方々、本当にありがとうございました。
これからも頑張っていきますので、応援をよろしくお願いします!