３５４粒目：風の強い朝に思うこと

2024/02/27

　今朝はとても風の強い朝でした。清瀬駅から学校までの間でも、風で飛び交うゴミやペットボトルをたくさん拾うことになりました。

　正門に立っていても同じで、正門前の降馬橋通りにも強い風が吹いていて、行き交う顔見知りの地域の方々とは「風が強いですね～」と言葉を交わしました。周囲を見回してみるとペットボトルが散乱しています。おそらくゴミ捨て場に置いておいたゴミ袋が袋ごと飛んでしまい、さらに中身が散乱したのではないかと気づきました。それを車が容赦なく踏みつけていきます。そのような状態だったのでたまりかねて、少し離れた所まで拾い集めました。もしそのまま放置すればさらに散乱するだろうと想像したからです。

　校内に戻ってみてもプールと隣接する民家との間にゴミが飛ばされています。そんなこんなで、けっこうな量のゴミを拾うことになりました。

　また、久しぶりに正門に立って気づいたのですが、つい先週まで桜並木の桜の木にしがみついていたセミの抜け殻がなくなっていました。今月初旬の雪にも耐えて、桜の木にしがみついていた抜け殻ですが、風にはかなわなかったのか、とうとう力尽きてしまったのだと想像しています。周りを探してみましたが、風で飛ばされてしまったようです。けなげにしがみついている様子に毎日励まされていたので、少し寂しい気がしました。写真は１１月下旬のものです。

　励まされるといえば、やはりくるにしメンバーが頑張っている様子の報告を受けると、明るい気持ちになれます。三連休最終日の２５日にルネこだいらで開催された「第１７回多摩六都ヤング・ダンスフェスティバル」（主催：多摩北部都市広域行政圏協議会　主管：小平市教育委員会）にくるにしダンス部が参加したと顧問の先生から報告を受けました。「Shiner」というタイトルで、ヒップホップとGirlsを組み合わせた演目だったそうです。当日は顧問・指導員の他にも先生方や卒業生も駆けつけてくれたとのことです。写真のお菓子は調理専門学校に通う卒業生が朝全員分焼いて差し入れてくれたそうです。１１月の５０周年記念行事に続いて、年度内に２回、大きなステージを経験できたことはきっと今後の成長につながるのではないかと想像しています。ダンス部は年末に朝の声かけ運動に率先して取り組んでくれたり、くるにしの看板をしっかり背負えるようになってきたのではないかと想像しています。校長としては嬉しい限りです。

　バンド経験者の私としては、「やりたいこと」と「やらなければならないこと」のけじめをしっかりつけて、どちらにも真剣に取り組むことが、一番「かっこいいこと」だと思っています。くるにしダンス部の皆さん、どんどん「かっこいい人」になっていってください。

①今朝の田無タワー方面の空は風が強かったこともあり、すっきりした青でした。おはようカウンターは３２２回でした。