校章

東京都立久留米西高等学校

302粒目:【50周年】2年生探究の代表が決定しました

2023/10/20

 昨日無事に福島県郡山市から戻ってきました。とても充実した時間でした。特に文部科学省参事官の講演と「NPO法人富岡町3・11を語る会」の青木代表のお話は心に強く残りました。青木代表は震災前に福島県立富岡高等学校の校長先生をしておられたことのある私たちにとって先輩の校長です。

 文部科学省参事官の講演は国の教育施策についての話でしたが、くるにしのやっている探究活動はそのど真ん中をいっていると感じました。自信を持って進めていっていいんだなと思いました。

 青木代表からは原発で離散した状態の富岡町民の皆さんの現状をうかがい、私の想像しきれていなかった現実を教えられたような気がしました。話を聞いていて、涙が止まりませんでした。全国から校長が集まった会場の中で、何人もの校長たちが真剣に話に聞き入り、目頭を押さえている姿が皆さんに想像できますか。それくらい圧倒されるお話でした。

 郡山市には初めて降り立ちましたが、とても親しみの持てる人の多い町でした。何人もの地元の方と接することができました。また東京都以外の校長と様々な情報交換ができて、本当に充実していました。いつかまたプライベートで顔を出したいと思える出会いがいくつもありました。

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 さて、今日で中間考査も終わりましたね。職員室をのぞくと、先生たちは忙しく採点をしています。くるにしメンバーの皆さんの次のイベントは11月7日の50周年記念式典ですね。

 今日その記念行事の中で発表してもらう2学年の総合的な探究の時間の代表グループ選考結果を発表しました。この選考には私も関わりました。

 代表グループは「川のごみを減らすには」(4組)「将来の保育」(6組)です。

 これから先生たちのアドバイスを受けながら、7日の本番に向けてよりわかりやすい発表になるように練習します。まずは25日に東久留米市職員・亜細亜大学松村特任教授・嘉悦大学木幡副学長の前でリハーサルをやって、アドバイスをいただくことになっています。なかなかできない貴重な体験になることでしょう。代表になったことを発表した時に両グループのメンバーが嬉しそうな顔をしたのが印象的でした。緊張は確かにあると思いますが、しっかり準備して前向きに取り組んで欲しいと思います。25日はもちろん私も準備の成果を観させてもらいますよ。皆さんの「進化した」発表を想像して、ワクワクが止まりません。楽しみにしています。

 写真は何に気をつけでこれからどう準備すればいいか、先生方からアドバイスを受けているところです。どちらのグループも真剣に聞き入っていましたね。私のしたアドバイスもちょっとは参考にしてくださいね。

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①今日の田無タワー方面のスッキリ晴れていましたね。正門に立っていると日が差して、ポカポカしていました。今日のおはようカウンターは284回でした。

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②明日は第1回の学校説明会ですね。今年度最初の学校説明会、どれだけの方が来校するのか不安ですが、未来のくるにしメンバーと会えることを想像して、楽しみにしています。WEBでの事前申し込みは終了していますが、明日来校される方、私を見かけたら気軽に声をかけてくださいね。そういうのとっても嬉しい校長です。