校章

東京都立久留米西高等学校

298粒目:各教科にはそれぞれの特性があると思います

2023/10/06

 明日から三連休ですね。三連休明けの火曜日はいよいよ「中間考査1週間前」です。そろそろ考査前の準備に取りかかってほしいと思います。そういう目で校内を見回すと、ここ数日放課後の補習がいくつも行われています。このあたりを丁寧にやってもらっているので、各教科の先生方には校長として感謝しかありません。もちろんくるにしメンバーの皆さんにも校長が先生方に感謝しているのがなぜか気づいてほしいところですが、なかなかそうはいかないかも知れませんね。でも大人になって振り返ってみると、もしかしたらわかってもらえるのではないかと想像しています。

 昨日は数学の補習をやっているところを覗きに行きました。ずいぶん遅くまで頑張って取り組んでいるくるにしメンバーがいましたね。先生方もありがとうございました。

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 今日の放課後は英語でも補習をやっていました。会議があったので少しの時間しか見られませんでしたが、静かに真剣に取り組んでいる印象でした。先生方ありがとうございました。

 さて、タイトルについてですが、昨日の数学の補習を見ながら感じたことです。私がその昔、授業や担任をしている時によく生徒に向かってしていた話です。

 私の担当教科である「国語」は、年齢相応の題材を使って登場人物や作者や筆者の伝えたいことや思いを読み取る力をつけることが大切だと思っています。そして想像する力をつけることも。ですから児童生徒の年齢相応にそのコツをいかにして授業者が伝えるかにかかっていると思っています。つまり「コツ」は普遍です。

 それに対して「体育」は実技科目なので、得意不得意や向き不向きがあることは想像できます。だからそれぞれの種目に対する取り組みが大きく評価を左右します。そう考えると「水泳」に取り組んでいる時には水泳に、「マラソン」に取り組んでいる時はマラソンに、しっかり取り組んでおかないと1年間トータルの評価が良くなることはないと思います。特に水泳は多くの学校で夏という限られた時間にしかできないはずですから、取り返しがつかないことになります。

 また「数学」は確実に理解して階段のように積み上げた知識を使う教科だと思います。ですから「数学」以前の「算数」が確実に身についていないと高校での「数学」の授業で50分間座っていることは相当に苦しいことになることが想像できます。当然理解も進まないし、定期考査の得点や成績も上がっていきません。くるにしは全日制普通科高校ですから授業時間内では高校の「数学」をやります。中学校までの内容にあまり多くの時間を割くことはできません。これはどこの学校も同じだと思います。

 だからこそ数学は、授業に向かうのが苦しくならないように、基礎部分にしっかりじっくり取り組んでもらいたい生徒を呼んで、補習をしているんだと思います。じっくり時間をかけている分だけどうしても遅くなってしまいますけどね。

 どの教科の補習にもできることなら積極的に参加して、また呼ばれた場合はしっかり参加して、確実に理解して自宅学習で磨きをかけるようにして欲しいと思っています。特に1・2年生のくるにしメンバーは今しっかりやっておかないと3年生になった時に自分の思った進路に手が届かなくなる可能性があるということを想像して、しっかり認識してほしいと思います。

①今日はすっきりとした秋晴れの田無タワーでした。正門に立っていても気持ちが良かったです。おはようカウンターは307回でした。

 231006田無タワー 231006おはようカウンター

②水曜日5時間目の2年生の探究活動、東久留米市と亜細亜大学と連携したフィールドワークのまとめの時間の様子です。亜細亜大学の確認が終わったので掲載します。今日の放課後にも各教室で発表の原稿をまとめているくるにしメンバーを見ました。来週の発表の様子を想像すると楽しみです。

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