２５９粒目：今、平和は問いかける

2023/06/27

　２３日の「沖縄慰霊の日」の沖縄全戦没者追悼式での詩の朗読の冒頭部分です。朗読した平安名秋（へいあんな　あき）さんはくるにしメンバーと同世代の１７歳、高校３年生です。戦争を知る世代ではない平安名さんが何を経験し、そこからどう想像してこの詩に想いを込めたのか、私は想像して胸が苦しくなります。

　新聞の報道によれば、凄惨な戦争体験をおばあさんから聞き、平和祈念公園内の「平和の礎（いしじ）」に刻まれた会ったことのない親族の名前を目にして、その現実から目を背けることなく様々なことに気づき、それを強い思いとして発信したのだと想像しました。

　くるにしメンバーの皆さんに、ぜひ一度詩の全文を読んでみてほしいと思いました。

　そして、「我々に何ができるか」、しっかり想像してほしいと思いました。「他人事（たにんごと）」ではなく、「自分事（じぶんごと）」として。

　明日の２年生の探究活動には先週に引き続いて亜細亜大学の学生さんたちがサポートに来校してくれることになっています。どんな展開になるか想像して、期待しています。

　２年生のくるにしメンバーの皆さんはそれぞれの課題をしっかり見つめて、夏休みのフィールドワークが充実したものになるようにしっかり計画を立ててくださいね。

①今朝も田無タワー方面は雲が多く、蒸し暑かったですね。今日は来校者対応の準備があり正門に立てませんでしたので、おはようカウンターはなしです。先週の木曜日以来正門に立てていません。忘れられていないか心配です。

②今日は３限の時間に学習塾対象の学校見学会を開催しました。事前予約に申し込んでいただいた近隣の塾や受験誌の出版会社の方が来校されて、授業の様子を見学していただきました。４限には校長室で私が「くるにしのしかけ」を中心にパワーポイント資料を使って説明して、質疑応答の時間を取りました。くるにしでは初の試みでしたが、情報交換もでき、有意義な時間になりました。御来校いただいた皆様、ありがとうございました。