校章

東京都立久留米西高等学校

225粒目:47期生が残してくれたもの その1「後輩につなげる」

2023/03/29

 いよいよ今年度も今日を入れてあと3日となりました。昨日今日と朝からテニスコートが熱気に包まれています。顧問の先生に聞いたところ、大会に備えての「部内予選会」なんだそうです。確かにテニスという競技の特性から、部員全員が大会に出場するのはかなり難しいとは思います。そのためエントリー人数の関係からか人数を絞る選考を部内で実施する必要があるようです。前任校では部員数が多くなかったため、選考会はやっていなかったと記憶しています。くるにしのテニス部が人数的にも充実した活動をしている証とも言えると思います。昨日は女子、今日は男子でした。結果はともかく、各自が練習の成果を発揮してくれればいいなと思って見ていました。

 230329テニス部

 年度末にあたり、今回と次回2回に分けて、先日卒号した卒業生(47期生)について触れたいと思います。今日はその1回目です。

 昨年度1学期始業式で初めて会った時、47期生は「新2年生」でした。1年後に最上級生である「3年生」になっている自分たちの姿を想像するようにと話をしました。月日は流れ、この3月11日に卒業して、もうこの学校にくるにしメンバーとしては登校しません。私が着任してからの2年間、47期生は46期生を見ながら2年生として過ごし、最上級生として自分たちを見つめて進路活動に向き合い、そして最後に卒業式を控えたタイミングで「後輩達に何が残せるか」を想像してくれました。

 その1つの表れが、卒業式を2日後に控えた3月9日の放課後に実施された「進路活動報告会」でした。くるにしでは初めての試みだと聞いています。進路活動を終えて自身の進むべき道を拓いた3年生有志が1・2年生の希望者に向けて直接話をする会を学年として開催してくれました。

 230309進路報告会

 学校によっては2年生等の学年行事として話を聞く会を設定することがあるかも知れません。しかし私が今回注目したことは「伝えたいことがある」3年くるにしメンバーが「話を聞きたい」1・2年くるにしメンバーに距離の近い生の声で直接語りかける形式だということです。

 ここに47期生の「つながる」ではない「つなげる」という主体的な意識を感じて、校長としてとても頼もしく、嬉しい気持ちになりました。「後輩につなげる」ことを想像して話を聞かせてくれた3年くるにしメンバーに心から感謝しています。

 どうもありがとうございました。

 次回は「その2」として、夢を実現して、その代わり孤独な戦いの中に身を置くことを決意した47期生の話をしたいと思います。

①相変わらず今日も正門に立ってみました。すると今日も通りがかりの地域の方に「あれっ、学校もう終わりじゃないの?」と声をかけられました。この反応をちょっと楽しんでいますが、そんなに珍しいでしょうか。保育園送迎のくるにしサポーターは相変わらず子供たちが手を振ってくれます。

 今日は目の前の自動販売機に小学2年生くらいの子供が降馬橋を渡って飲み物を買いに来ました。自動販売機に小銭を入れて、何を買おうか品定めしています。一番上の列のボタンには手が届きそうもないなぁ、でも子供が飲めそうな飲み物は全部一番上の列だなぁなんて思いながら見ていると、案の定一番上の列のボタンを押そうとジャンプを始めました。何度も諦めずにチャレンジしてとうとうボタンを押すことに成功して、飲み物とお釣りを取って嬉しそうに来た道を戻って行きます。「途中でおじさんが手伝ってあげようかと思ったけど、よく最後まで一人で頑張ったね。」と声をかけたところ「ありがとうございます」と嬉しそうに話して走り始めました。男の子が買った飲み物は遠めでしたが、サイダーのように見えましたので、その後ろ姿に「振らないで歩きなよ~。蓋を開ける時に噴き出すかも知れないから気をつけてね~。」と声をかけました。黒目川の対岸にあるグラウンドにはサッカーやバスケットをやる子供たちが何人もいました。これも普段見ない光景ですね。写真の中の黒目川対岸の遊歩道を歩いている後姿の小さな男の子が会話した男の子です。この後、グラウンドに入っていきました。

 230329自販機 230329自販機②

 今日の田無タワー方面の朝は曇り空でした。おはようカウンターは124回でした。

 230329田無タワー 230329おはようカウンター

②今週は新たな「○○星人」が出没しています。その名も「ポテチ星人」です。月曜日に2つ、今日1つ同じ場所に落ちていました。この場所は普段だと小学校の安全指導員がいる場所なので、人の目がないからなのでしょうか。継続観察します。

 230329ポテチ星人