校章

東京都立久留米西高等学校

193粒目:【2学年修学旅行:長崎より】第1日目が無事に終了しました

2023/01/11

 いよいよ修学旅行の当日を迎えました。

 今まで私が勤務していた学校だと、羽田に遅刻せずに到着することに不安を感じている生徒を保護者が車で送ってくるケースがあり、渋滞を避けるためにとても早い時間に羽田空港に到着するケースがあったため、私もできるだけ早く羽田空港に到着するようにしていました。

 というわけで、今回も同様のケースを想像して、6時頃に羽田空港に着いて生徒がいないか確認して回りました。しかし、誰もいませんでした。それはそれでよかったなあと思いました。

 230110羽田① 230110羽田②

 8時頃から徐々に生徒が集まりだし、集合時間の8時50分にはほとんどの生徒が集合しました。担任の先生の点呼を受け、添乗員さんの諸注意を聞いた後に、保安ゲートを抜けて59番搭乗口近辺で待機することになりました。出発予定時刻が5分ずれましたが、その後は順調に長崎空港に着陸しました。

 230110羽田③ 230110羽田④

 230110羽田⑤ 230110羽田⑥

 230110羽田⑦ 230110空の上

 長崎に到着して最初の予定は平和学習です。まずは平和公園に向かい、学校で作った千羽鶴を「折鶴の塔」に奉納するセレモニーを行いました。その後、平和祈念像前で各クラス集合写真を撮ってから、バスガイドさんの説明を聴きながら公園内を移動します。爆心地と爆心地の地層を見学してから原爆資料館を見学しました。原爆資料館はらせん状の通路を下ったところにエントランスがあります。時代を原爆投下の1945年8月9日に巻き戻すイメージです。かなりリアルな写真が展示されていて、想像を超えたその現実に圧倒されます。

 230110平和公園① 230110平和公園②

 230110平和公園③

 こちらが爆心地です。

 230110爆心地① 230110爆心地②

 そして原爆資料館へと進みました。

 230110資料館① 230110資料館②

 続いて平和講話として被爆者である早崎猪之助さんの体験を伺いました。早崎さんは92歳とのことですが、約70分の大部分を立ったままで熱く語ってくださいました。沖縄の平和講話と同じく、実際に体験された方が御高齢になってしまったため、なかなか直接お話を伺うことができなくなっている中で、とても貴重な経験ができたと思います。くるにしメンバーはそれぞれ何を想像したでしょうか。講話後の謝辞は生徒会長の徳田君が代表としてやってくれました。

 230110平和講話① 230110平和講話②

 230110平和講話③ 230110平和講話④

 貴重な経験の後は、いよいよホテルに向かいます。世界三大夜景の一つと言われている長崎の夜景を眼下に見下ろす「ホテル長崎」に今日と明日の2泊します。写真は夕食の様子です。夕食会場は3ヶ所に分けざるを得なかったのですが、夜景を見ながら食事のできたクラスもありました。

 230110夕飯① 230110夕飯②

 夕食後に特別に屋上を開放して夜景を堪能しました。またそれぞれの部屋からも夜景は見えたことと思います。いい思い出になりますね。

 入浴後に室長会で明日の予定を確認して、10時30分に消灯としました。今日朝からいつもとは違った緊張できっと疲れていると思います。テンションも上がっているとは思いますが、上がりすぎると明日以降体調を崩すという「あるある」に陥ってしまうので、今日はもう休んでほしいと思いながら、このブログを書いています。

 230110室長会 230110室長会②

 230110消灯後の廊下

 では、皆さんおやすみなさい。