校章

東京都立久留米西高等学校

179粒目:今朝あったさまざまなこと 今日は朝から盛りだくさんです

2022/12/14

 今朝は「冬晴れ」という言葉がふさわしいようなよく晴れ渡った空ですね。しかししっかり冷え込んでいて、最寄り駅に行く途中、畑に霜が降りていました。よく見ると水たまりは結氷していました。

 221214霜

 清瀬駅に降り立ってロータリーと歩いていると、今朝は早くもレシートのゴミを見つけました。普段は商店街辺りからゴミを拾い始めるのですが、落ちているゴミを見過ごすのも気が引けたのでポケットからゴミ入れ用の袋を取り出そうとゴミの前で立ち止まりました。そしてゴミを拾おうとかがもうとした瞬間に20代くらいの若い女性がゴミを踏みながら目の前を横切りました。危うく指を踏まれるところでした。まるでテレビのドラマのワンシーンのようでした。その女性は特に急いでいる様子にも見えなかったのですが、振り返らずにそのまま行ってしまいました。私を含めて周囲を気にすることなく歩いているのでしょうか。どんな気持ちだったのか私には想像ができません。

 221214レシート

 また今朝は清富士通りに「いか星人」も出没していました。

 221214いか星人

 そんなこんなでなんとなく寒々とした気持ちで歩いていましたが、ホッとするシーンもありました。

 最近野火止用水沿いの戸建ての住宅に住む年配の女性とよく顔を合わせるので、何となく挨拶を交わすようになっています。おそらく二世帯同居なのでしょう。お孫さんと思しき小学生を見送るために玄関先まで毎日出てきます。そして見えなくなるまで、笑顔で手を振っています。時折玄関先でぎゅっと抱きしめてから送り出しています。抱きしめるおばあちゃんと抱きしめられる孫、その様子を見て、とても素敵だなと、いつも思っています。

 昨日は雨も降り寒い朝でしたよね。いつものように送り出された小学生が野火止用水沿いの道を歩いているところを見かけたのですが、突然踵を返して家に向かって走り出します。玄関先でおばあちゃんと思しきその女性にぎゅっと抱きしめられていました。どんな事情があるのかは、当然わかりません。でもその一連の光景に家族の暖かさを感じました。

 今朝は何度も振り返って手を振りながらも、笑顔で野火止用水沿いの道を小学校に向かって歩いて行きました。その視線の先にはもちろんおばあちゃんと思しきその女性がいます。女性は小学生に向けた笑顔のそのまま視線をこちらに向けて、そっと会釈をしてくださいました。

 事情は一切わかりませんが、こちらまで心が温かくなるような想像ができます。おばあちゃんも小学生の孫も「今この瞬間」とても幸せなんだよなぁと想像して、心が温かくなりました。

 北門までほんの少しのところで、寒々とした気持ちをなんとか立て直すことができた、朝のひと時でした。

①今朝の田無タワー方面は冬晴れの青空でした。おはようカウンターは286回でした。

 221214田無タワー 221214おはようカウンター

②正門から戻る時に1年生の体育の授業を見ました。いよいよ長距離走ですね。今日は1周450メートルを男子が7周、女子が5周するそうです。男子のトップが1キロ約4分ペース、女子のトップが約5分ペースといったところでした。マラソン大会に向けてそれぞれのペースで無理をし過ぎずに頑張ってほしいと思います。

 221214マラソン① 221214マラソン②

 221214マラソン③

③また、今日は隣接する東久留米特別支援学校普通科クリーン事業部と職能開発科流通加工サービスコースCHK事業部の皆さんが来校して、本校校内を清掃してくださいました。「CHK」とは「チャレンジド・ハウスキーピング」の略だそうです。この活動は以前にもこのブログで触れた通称「どこでもドア」(私が勝手にそう呼んでいるだけですが)を活用して、敷地外に出ることなく移動が可能な両校の特長を活用して、定期的に活動場所を提供する教育活動の一環です。事前に分担を相談する等、活動は真剣そのものです。取り組み姿勢は見習いたいと思います。

 実はまだまだたくさん「しかけ」を考えてあります。実現可能かはわかりませんが、想像するとワクワクしてきます。

 221214特支① 221214特支②

 221214特支③ 221214特支④

 221214特支⑤ 221214特支⑥

 221214特支⑦ 221214特支⑧