校章

東京都立久留米西高等学校

157粒目:【注意喚起】みんな「看板」を背負っています

2022/09/29

157粒目は昨日のうちにアップしたのですが、アップ場所を間違えていたことに気づきましたので、一日ずれて再度正しい場所にアップします。

 

 今日は西武新宿線が人身事故のため1時間以上の遅延しました。今日も朝から会議が予定されていたのですが、そのために今日はいつもより遅い時間にいつもの道をいつものようにごみを拾いながら歩いて出勤しました。

 その途中、くるにし近くの団地の植え込みの中に捨てられているゴミらしきものが目に留まったので拾おうと手に取りました。それがこれです。

 220929アイスバッグ

 148粒目で紹介したアイスバッグでした。ちゃんとふたもついています。よく考えてみると、148粒目で置いた場所のすぐ近くです。置いたのは3週間以上前の話です。確かに一度は見当たらなくなりましたので、無事に持ち主のもとに戻ったものだと勝手に想像していたのですが、どうしたのでしょう。その後のストーリーが想像できません。もしかしたら、植え込みに放り投げられていたのに気づかなかったのかも知れません。いや、持ち主がまた落としてしまったのかも知れません。どのストーリーを想像しても不自然です。いずれにしても少し寂しい気持ちがしました。

 こういう気持ちになる時にいつも思い出す映画があります。もうずいぶん前の映画になりますが、「トイストーリー2」という映画です。その中のワンシーンで、登場キャラクターの一人ジェシーの回想シーンがあります。大好きなエミリーから忘れられていきヤードセールに出されたことがトラウマになってしまうという切ないシーンです。もし「早く涙を流した人が勝ち」という競技があったら、私はきっとこのシーンを思い浮かべるだろうなというくらい強く印象付けられている切ないシーンです。

 それ以来、私はおもちゃや物をなかなか捨てられない人になってしまいました。今回はたまたまアイスバッグの柄がトイストーリーだったこともあり、より一層持ち主と再会してほしいという思いで、もう一度目立つところに置いておきました。

 さて、話題を変えますが、昨日はこのブログの156粒目を学校でアップしてから帰宅しました。あいにく他の仕事があったこともあり、21時少し前に最終退勤者として学校全体の警戒をかけて帰宅の途につきました。足のケガがまだ治りきっていないので、のんびり歩いていたのですが、やっとの思いで清瀬駅に着いたところ、ロータリーのベンチに制服らしき青いシャツを着た4人の高校生がいます。くるにしメンバーじゃないかなと思って近寄ってみると、やはりくるにしメンバーでしたので声をかけました。この時点で21時10分を過ぎていました。声をかけた時点ではどんな事情かはわかりませんでした。部活の帰りでしょうか、もしそれなら部活動の終了時間に問題があることになります。アルバイトの可能性があることも想像しました。しかし4人一緒にアルバイトの退勤後にベンチで話しているのもあまり感心できません。インタビューしてみると自転車の生徒もいれば、電車に乗る生徒もいました。いずれにしてももうだいぶ遅い時間です。名前を聞いた後に、安全面から気をつけて帰るようにと伝えました。幸い4人のくるにしメンバーはみな素直に従ってすぐにその場を離れてくれました。

 もしかしたら直接校長に声をかけられて名前を聞かれたことにびっくりしてしまったかも知れません。あるいは怖い思いをしたかもしれません。明日登校したら怒られるんじゃないかと心配になったかも知れません。気にしてしまったならごめんなさい。でも安全に帰宅してほしいからこそやっぱり私は声を掛けます。今日担任にこのいきさつを報告して確認してもらいましたが、全員無事に登校していることが確認できてほっと胸を撫でおろしています。

 別の視点で見ると、夜遅い時間に複数の生徒が駅前で話している様子は「高校生がたむろしている」と思われてしまうということに気づけるでしょう。当然通りすがりの人は「どこの学校だ?」と思って観察することは容易に想像がつきます。その時その高校生が着ている制服がくるにしのものであるとわかった時に見ている人がどう感じるか、くるにしメンバー各自がしっかり想像してみる必要があると思います。

 制服を着ている以上、「くるにしの看板を背負っている」という自覚とプライドをしっかり持ってほしいと思います。

①今日の田無タワー方面はどんより曇っていました。今日は前述した理由で正門に立っていないので、おはようカウンターはお休みです。

 220929田無タワー