127粒目:【「進路の手引き」巻頭言全文掲載】さあ、明日から期末考査です
2022/06/30
昨日「令和4年度 進路の手引き」を進路指導部からもらいました。
この冊子は令和4年度のくるにしメンバー全員に配付される、いわば今年度の進路指導のバイブルです。全員に配付されている意味をよくよく想像してください。特に3年生のくるにしメンバーはしっかり目を通す必要があります。もし可能であれば保護者の皆様にもぜひ手に取って御覧いただきたいと思います。
まず表紙を開いて、目次をめくると私の巻頭言があります。読んでみてびっくりしてしまいました!なぜなら、誤字脱字があるからです。しかしもう「あとの祭り」です。そこで今回の校長ブログでは、修正済みの巻頭言を掲載します。では、どうぞ。
「想像」してみよう、「未来」を「創造」するために 校長 中村 弘志
令和4年度「進路の手引」発行に寄せて。今年3月卒業の先輩(46期生)たちが、自分の未来について「想像」し、先生たちに支えられながらも、自分で決めていったそれぞれの将来が「進路概況」という形で記載されています。昨年の4月6日1学期始業式で、私がその場にいた皆さんに「3年生は1年後この場所にはいない」と話しました。少なくとも47期生は一緒にその場にいましたよね。46期生それぞれが1年間かけて見つけた「次の居場所」が記載されています。しっかり確認してください。47期生の皆さん、次はあなたたちの番です。
「未来」と「将来」、似ているようで少し印象が異なる言葉です。特にタイトルにある「未来」について、ここではどういう意味で使っているか、「想像」してみてください。
本来「未来」という言葉は自分に対してはあまり使いません。「未来」は何世代も離れたずっと先の時間を指し示す言葉だからです。人間一人の時間なら「将来」が正しい言い方でしょう。でも敢えて「自分の未来」としました。「自分の将来」をつなぎ合わせた先にある時間を「想像」してほしかったからです。
では具体的にもう少し詳しく説明しましょう。
この文章での「未来」は「大人になった後、何をして過ごしているか」です。そして「将来」は「高校卒業後の進路」となります。
先ほどの進路概況は、小学校入学以来誰もが通う中学校までの義務教育が終わり、自分の意思で高校進学を決めた先輩たちが、「未来」を見据えて、進路という自分の「将来」に真剣に向き合って決めていった記録です。
「将来」を決めることは簡単なことではありません。だからこそこの手引きがあり、先生たちが相談に乗るんです。家庭のサポートも重要になります。
誰にでも時間は平等に流れるからこそ、いかに有意義に過ごすかが大切になってきます。
さあ、ページをめくってください。皆さんに平等に与えられた時間をどう使っていけばいいかの情報がたくさん詰まっています。しっかり読んで、まずは高校卒業後の「将来」を「想像」してみてください。そして高校生活の中でしっかり準備してください。
自分の「未来」を「創造」するために。
以上です。
さあ、明日からは1学期期末考査が始まります。知っての通り、3年生はこの考査を基にした成績で2学期の進路活動をすることになります。明日も暑いという天気予報ですが、体調管理をしっかりして、悔いの残らないように考査に立ち向かってくださいね。
①今日の放課後に、123粒目で紹介した、みどり自治会から協力依頼を受けた七夕まつりの短冊を生徒会役員2名と会場である野火止図書館に提出してきました。詳細については「生徒会ブログ」に掲載しましたので、そちらを御覧ください。
②昨日の退勤時に北門で「ヤモリ」を見つけました。久しぶりに会ったので、思わず写真を撮ってしまいました。苦手な人がいたら、ごめんなさい。
③今日の田無タワー方面にも青空に一筋の雲があって、すっかり夏空ですね。昨日より風がなかったので、正門に立っていてちょっと辛いのですが、くるにしメンバーやくるにしサポーターとの「おはよう」を充電しないと元気になれないので、約45分頑張って立ってみました。おはようカウンターは377回でした。昨日今日と正門に立った後にひまわりプロジェクトのひまわりたちに水やりしました。ひまわりも強い日差しの中、頑張っています。