校章

東京都立久留米西高等学校

修学旅行1日目(鈴木)

2022/04/11

3年生の沖縄修学旅行が今日から二泊三日で始まりました!
朝5時に家を出て羽田空港へ出発しました。
朝早くの出発で皆、眠かったと思いますが、沖縄への期待とワクワクに心を踊らせていました。
飛行機に乗り、3時間弱のフライトを経て沖縄へ到着しました!
青い空、青い海、暖かな空気、生い茂る緑!
THE 沖縄! がそこに広がっていました!
これからの修学旅行、皆で楽しみます!!

 

沖縄についてすぐ、私達はガマの追体験をしました。
ガマとは洞窟という意味で、戦争の時には避難場所として使われていました。クラスごとに違うガマを体験しました。私が体験したのは「轟壕」と呼ばれるガマでした。
中は水が天井から滴り、壕の中に川が流れていました。滑らないように懐中電灯で足元を照らしながら暗い壕の中を歩いていきました。懐中電灯を消すと壕の内部は真っ暗で目蓋を閉じてるのか開けてるのかも分からないのです。
壕の奥でガイドさんから轟壕であった事の話をしてもらいました。
壕に避難してきた住民達が日本軍また米兵によって、追い詰められて行く様子であったり、実際にガイドさん自身が受けたお話であったりを聞くことが出来ました。
当時の住民の惨状が分かりました。
暗く、不衛生な壕の中で生活し、さらに、守ってくれるはずの日本軍に脅され、地上に出れば米兵に殺されるリスクを負いながらも食糧を必死に調達し、目の前でさっきまで話していた人が餓死していくのを見届けたと思うととても辛く、苦しい気持ちになります。
今回のガマの追体験を通して3年生皆が多くの事を学び、平和の大切を知ることが出来たと思います。

 

生徒会長 鈴木