校章

東京都立久留米西高等学校

51粒目:「とは言え、見える化(可視化)も大事です」(今週は授業公開週間です)

2021/11/16

 前回「見えない手」の話をしました。あくまでもイメージの話ですから、実際には励ましの声も聞こえませんし、背中にぬくもりを感じることもないでしょう。でも想像してみると温かい気持ちになりませんか?

 前回(50粒目)のブログの後に、お読みいただいている何人かの方から反響をいただきました。今回は50粒目で紹介した方とは違う本校関係者ではない方もいらっしゃいました。ブログは虚空に向かって物を投げるような作業なので、やはり「目に見える」反響があると嬉しいです。

 普段、我々の努力は必ずしも目に見えるとは限りません。しかし大人になればなるほど目に見える成果を求められる場面が多くなってくることは想像できると思います。そしてそこにうまく伝わらないストレスを感じることもあります。

 学校もそうです。先生も生徒も、もちろん経営企画室も環境整備員さんも委託の図書館司書の方も…、目には見えなくても努力をしています。お互いにそれを感じ取ろうとする感性が「想像力」だと思います。生徒や環境がより良くなることを想像して努力をしています。くるにしメンバーの皆さんはその努力を受け取って、自分自身をより良いものに高めていくことが大事です。

 でもその努力が見えないものばかりだとなかなかうまく伝わりません。だから見えるものに代えて見せて伝えていく必要もあるんです。伝える相手のことを想像して、できるだけ正確にこちらの意図が伝わるように、丁寧に、丁寧に。

 

 今週は授業公開週間です。我々学校関係者の努力と、それを受け止めて自分自身を高めていこうとするくるにしメンバーの努力を、保護者の皆様を含めた外部の方々に「見える化」してお示しする一週間です。月曜日には本校の佐藤功指導教諭(※)による2年物理基礎の模範授業も行われ、区立中学校の先生が見学にいらっしゃいました。私も参観しましたが、生徒が子供の様に楽しむ場面と真剣に考えこむ場面の切り替わりの見事さにさすが指導教諭だと思いました。佐藤指導教諭はこの後12月に久留米中学校地区青少年健全育成協議会の小学生向けの理科教室を本校で行う予定です。これにつきましては、同協議会から地域の皆さんにお知らせがあると思います。また日程が確定したところで、本校ホームページでも御紹介したいと思います。

 くるにしメンバー保護者の皆様、授業公開週間のこのタイミングでぜひとも御来校いただき、生徒を含めた学校の努力を御覧いただきますよう、お願いいたします。

 ※「指導教諭」とは高い専門性と優れた教科指導力を持つ教員で、模範授業などを通じて、教科等の指導技術を自校・他校の教員に普及させる職務を担う教員です。(引用:https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/staff/personnel/screening/assignment/about.html

 

①今朝は田無タワー方面の空は雲が垂れ込めていました。昨日とは全く違う表情ですね。1枚目が今日。2枚目が昨日です。

②今日は急な打ち合わせが入り、正門前に行くことができませんでした。昨日のおはようカウンターは249回でした。

 211116おはようカウンター 211115田無タワー

 211115おはようカウンター