校章

東京都立久留米西高等学校

22粒目:「新型コロナウイルス感染者、全国で1万人超!」

2021/07/30

 新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。

 7月29日には新たに全国で10,699人、東京都では3,865人の感染者が出ています。これは1日での感染者数ですから、既に「誰がいつ感染してもおかしくない」状況です。  (出典:NHK新型コロナウイルス特設サイトhttps://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data/

 我々には感染予防に対する、より一層の自覚が求められることになります。そうなると当然「やりたいことができない」「やらなければいけないことができない」といったストレスや不満をためることになると思います。

 「やりたいこと」は我慢する必要があるかもしれません。でも「やらなければいけないこと」はそうはいきません。皆さんの身近なところで休業要請に代表されるような、「やらなければいけないことすらできない」という事態が起きているかもしれません。

 では「やりたいこと」と「やらなければいけない」にはどういう違いがあると思いますか?想像してみてください。人によって前記の2つの境界線に対する考え方は違ってくるかもしれません。ただ、少なくとも最近よくメディアで取り上げられている「路上飲み」は「やらなければいけないこと」とは私には思えません。でも、どちらにしてもストレスや不満はたまりますよね。私もそうです。

 

 さて、ストレスや不満について考えてみます。ためないで済むのならそれに越したことはないですからね。先行きの見えない不安がストレスや不満という形で蓄積して、時として怒りという形でアウトプットされることが多いのではないでしょうか。

 先行きの見えない不安はみんな同じです。そう考えると本来どこにもぶつけようがありません。ということはみんなで共有して「どうするべきか」を想像して、軽くしていければいいのではないかと思います。個々の事情は違うので必ずしも全て解消できるわけではないと思いますが、少なくとも楽にはなると思います。

 怒りには個人差があります。これはまず各自が自分でコントロールするしかありません。それでもダメな場合はお互いに寛容な態度で解消の道を探る。怒りにも解消あるいは発散が必要だと思います。

 ただ発散の仕方を間違えないでくださいね。怒りをぶつけられた相手はさらにストレスを溜めたり傷ついたりします。当然受けたストレスは負の連鎖にしかなりません。それでも相手にぶつけるのは甘えです。甘えていい相手かどうかは見極める必要があります。闇雲にぶつけるのは小さな子供のやることです。

 「自分がやられたら嫌なことを、他人(ひと)にしない」で済むようにしっかり想像してください。これには時として我慢が必要なので、ちょっと努力が必要かもしれません。

 こういう時にこそ想像する力を働かせて自分自身をコントロールしてください。もし苦しくなったら、信頼できる大人に相談してくださいね。そういう意味では信頼できる大人探しは人生に影響のあるとても大切なことです。

 皆さんが気づいていないだけで、信頼できる大人はもしかしたらすぐそばにいるかもしれませんよ。さあ、周りを見回してみよう。

 

①今朝の田無タワーは曇り気味です。お昼過ぎにはものすごいゲリラ豪雨もありましたね。このブログを見ている皆さんのところではどうでしたか?

②西門脇のひまわりも花が開き始めました。

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