15粒目:「『おはよう』と『おはようございます』 その2」
2021/07/13
今日は7月5日の12粒目の続きの話をしようと思います。
12粒目の時に書いた自転車の親子はよく見たら、前後に子供を乗せていました。今も見かけるとまずはこちらから「おはようございます」と言います。するとお母さんと二人の子供がそれぞれ「おはようございます」と返してくれるようになっています。しかも前後の二人の子供の「おはようございます」も恐る恐るではなくなっています。
保育園へ送るのでしょうか、しばらくするとお母さんが一人で自転車で戻ってきます。今度は「お疲れ様です」と声をかけると笑顔で会釈を返してくれます。
他にも散歩途中の方で遠くから手を振りながら声をかけてくれる年配の方が何人かいらっしゃいます。
たった15分程度正門前に立っているだけですが、朝イチで元気がもらえる気がします。「挨拶の輪」がどんどん広がるといいなあと思っています。
さて昨日の「おはようカウンター」は225回でした。また今日は150回でした。その8割以上が「おはよう」です。もちろんくるにしの生徒にかけている言葉ですが、それに対する反応は様々です。
多くの生徒が「おはようございます」と答えてくれる中、2人だけですが「校長先生、おはようございます」とこちらを見かけると笑顔で先に声をかけてくれる生徒がいます。「あっ、校長だって知ってくれているんだ」と今更ながらうれしい気持ちになります。実は「このおじさん、誰?」ってみんなに思われているんじゃないかなんてちょっと弱気だったりしています。
視線を合わせてくれる人、会釈で返してくれる人…、コロナ禍でマスクをしているので、声を出さない形の挨拶も今はアリかなと思っています。
全く無視する人、これはちょっと寂しい気持ちになります。でも、私も必ずしも全員に視線を合わせて「おはよう」と言えているわけではないので、仕方ないかなとも思います。
「おはよう」という挨拶の声かけに対して返し方は人それぞれかも知れません。きっと相手によって対応を変えることもあるでしょう。
今日の「想像の種」は「おはよう」と声をかけられたら自分はどう反応するかです。年齢差、立場の差、心の距離感、様々な条件に応じて言葉を使い分けることになると思います。
明日以降も私はくるにしのみんなにできるだけたくさん「おはよう」と声をかけるつもりです。みんながどう反応してくれるかなぁなんて想像しながら。
①今日の田無タワーは月曜日と火曜日の2日分です。朝だけなら昨日のほうが天気は良かったかな。
②おはようカウンターも2日分に載せてみました。今日は立っている時間が少し短かった分少なかったかも知れません。
③出勤する途中の北門前の保存樹林にユリ?が咲いていました。何ていう名前だろう。知っている人がいたら教えてください。