21粒目:「東京2020オリンピック開会式を見て気づいたこと」
2021/07/26
夏季休業中も校長ブログは不定期で続けたいと思っていますので、よろしくお願いします。
夏季休業が始まった直後の4連休が明けました。
令和3年7月23日、オリンピック開会式を最初から最後まで自宅のテレビで観ました。
私は前回の東京大会の時には1歳で新宿区に住んでいたので、母の腕に抱かれてブルーインパルスが空に描いた五輪を見ていたそうです。当然「見た気」になっているだけです。
そういう意味では私は2度目ですが、多くの方にとっては初めての東京大会だったことと思います。様々な意見が報道されていますが、私はふとくるにしとの共通点があることに気づきました。
東京都オリンピック・パラリンピック事務局のホームページで「大会ビジョン」を見ると、「全員が自己ベスト」「多様性と調和」「未来への継承」とあります。(https://www.2020games.metro.tokyo.lg.jp/taikaijyunbi/taikai/vision/index.html)
まさしく、くるにしの基本コンセプトと一緒じゃないですか!!
「全員が自己ベスト」
学校案内にも掲載されている「なりうる最高の自分をめざそう!」に通じると思います。「なりうる最高の自分」を想像するのは自分自身ですよね。
「多様性と調和」
生徒それぞれが持つ多様性や個性を社会の中で発揮できるような「学力を含めた社会性」を身に付けていく、個に応じた「丁寧な指導」が今年の教員の共通テーマです。生徒にも教員にも想像する力が必要です。
「未来への継承」
始業式の日から皆さんに話した「1年後、卒業後、10年後の自分を想像してごらん」はこれが狙いです。くるにしで気づいたことや学んだことをしっかり身に付けて社会に巣立ってほしいと考えています。このブログのタイトルも「想像の種」ですよね。
どうですか。上記の3ついずれにも想像が重要なファクターとなってきますね。
開会式の途中でジョン・レノンの「イマジン」が流れる場面がありました。興味のある人はぜひ歌詞を検索してみてください。できれば和訳でないものを。
英語の歌詞もさほど難しいものではありません。歌詞ですから様々な解釈が成り立ちます。ただ多くの和訳では冒頭の歌詞は「想像してごらん」です。校長が始業式からずっと連呼している「想像してごらん」が出てきましたね。果たしてこれは偶然でしょうか…。
私はこの曲がオリンピックの開会式で使用されたことにも注目しています。
長くなりましたので、この続きは次回にお話ししたいと思います。
①ここのところ空を多く入れて写真を撮っているせいか、夏っぽい写真になっていますね。いつもの撮影スポットでは今日は鳥の鳴き声ではなくアブラゼミとミンミンゼミの声が混ざって聞こえました。音にも夏が感じられます。
そういえば終業式の日に正門前でクマゼミの鳴き声が聞こえたような気がします。