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東京都立久留米西高等学校

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2025/10/25 日々のくるにし

フィンランドからの報告⑥

2025年10月12日(日)現地での5日目の様子の報告【都立高校生の海外派遣研修】

海外研修の5日目は、テンペリアウキオ協会、ヘルシンキ大聖堂・元老院広場、ハカニエミマーケット、ヘルシンキ中央図書館、シベリウス公園・オリンピックスタジアムを訪問、観光しました。
①テンペリアウキオ協会
テンペリアウキオ協会は岩をくり抜いて造られているため「岩の教会」とも呼ばれているところになります。1969年に自然の岩肌がそのまま壁になっており、天井は銅でできた円形ドームが美しく、光が柔らかく差し込みます。
岩の中にあるにも関わらず、明るく静かで神秘的な雰囲気の協会となっていました。自然の岩と人の手によるデザインが調和しており、フィンランドらしい「シンプルで美しい建築」だと感じました。
開場の時間からすでに地元の方々が集まっており、穏やかに過ごす空間がとても素晴らしく思えました。
フィンランドに生まれた方々の多くはテンペリアウキオ協会で結婚式を挙げることが1つの夢であるそうです。

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②ヘルシンキ大聖堂
ヘルシンキの中心にある青いドームと白い外壁が特徴での大きな教会で、街のシンボルになっています。
その前に広がるのが元老院広場で、大聖堂のほかにも政府の建物や大学、市庁舎などが立ち並ぶ街の中心となっています。広場全体が整っており、歴史と落ち着きが感じられる場所でした。当日は戦争と平和展という展示をしており、大聖堂の中には大きな火星の模型がありました。

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③ヘルシンキ中央図書館
ヘルシンキ中央図書館「オーディ(Oodi)」は、2018年に開館したとても近代的で美しい図書館です。ガラスと木を使ったデザインが特徴で、明るく開放的な空間になっていました。本を読むだけでなく、映画鑑賞、3Dプリンターや音楽スタジオの利用、キッチンの貸し出し、カフェでくつろぐこともできます。
今までヘルシンキには誰もが気軽に行ける大きな図書館というものはなく、街の真ん中に大きな図書館を作ろうということで設計されたそうです。現在のヘルシンキの図書館には、本の貸し出し以外にもキッチンやスタジオなどがついたものが増えており、より多くの人が気軽に足を運べるように工夫されているそうです。

 

●フィンランドが一般開放して、みんな自由にできるサロンのような場所である図書館や、寒かったけど海に行けたシベリウス公園、焦りつつも品物幅広く、元札幌在住の人にも会えたハニカエミマーケット、割引はもちろん、店に犬が普通にいたり、その辺のっぽいキノコが売られたりとフィンランドの風俗をよく知れました。
特にアレクサンドル2世像の底知れぬ威厳には圧倒され、ロシアを毛嫌いするフィンランドでも尊敬されているこの皇帝は、やはり「みせかけ」や「まやかし」ではなく、近代化と自由を広め、最後には兵隊の心配をしたことで亡くなった偉大な人だったのかなあと感じました。1-1KY 

●今日は、テンペリアウキオ教会やハカニエミマーケットやヘルシンキ中央図書館やシベシウス公園、オリンピックスタジアムに行きました。教会では、内観をしたり、フィンランドの人にとって、結婚式などで使われる夢の詰まった場所だと分かりました。ハカニエミマーケットでは、食品が半額などで売られていたりフィンランド人の食品ロス対策を見ることが出来ました。ヘルシンキ中央図書館では、フィンランドの人がどれだけコミュニケーションを意識しているのかを知ることが出来ました。他の所でも、フィンランドの歴史や特徴を知ることが出来ました。1-1SI 

●今日は観光メインでした。ヘルシンキ大聖堂、元老院広場、ヘルシンキ中央図書館、テンペリアウキオ教会、ハカニエミマーケット、シベリウス公園、オリンピック競技場など多くの観光地を回ることができ、楽しい1日でした。1-2HK

 ●今日は、テンペリアウキオ教会、ヘルシンキ大聖堂、ハカニエミマーケット、ヘルシンキ中央図書館、シベリウス公園、オリンピックスタジアムの六箇所に行きました。特に印象に残ったのはハカニエミマーケットで、品数の多さや、食材売り場の活気など、日本の市場のような雰囲気で、驚きました。1-5YS

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