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2025/03/21 日々のくるにし
令和6年度 美術・イラスト部 東久留米特別支援学校との交流会 まとめ
久留米西高校の美術・イラスト部は隣接する東久留米特別支援学校との交流会を令和3年度から行っています。4年目となる今年度は、立体作品の制作に挑戦しています。1学期から夏休みに3回、2学期に2回、3学期に2回、合計7回交流会を行い、東久留米市の鳥である「オナガ」をモチーフにした張り子作品を制作してきました。東久留米特別支援学校の竹を使ってみんなで骨組みを作り、和紙や新聞紙を貼り付け、鳥の形にしていきました。
2月14日には、令和6年度最後の交流会を行いました。両校の生徒で協力して取り組んできましたが、鳥として完成させるには時間がかなりかかりそうだということで、「みんなでオナガとつつじの絵を張り子に直接描いた現代アート作品にしよう」ということに決まりました。
作品を完成させることだけがすべてではなく、作品を作る過程を楽しみ、作っていく過程で当初の計画を変更してもよいのだということを、東久留米特別支援学校の美術科の先生から教わりました。
急な変更にも関わらず、生徒たちは、張り子作業班と原画デザイン班に分かれて積極的に作業や話し合いを始めました。年度当初はお互いに恥ずかしがってなかなかコミュニケーションをとれなかった1・2年生も、1年間の活動を通して自然に話せるようになりました。活動の終わりには、両校生徒のとてもユニークなアイディアがたくさん詰まったデザインが完成しました。
今年度の活動は終わりましたが、次年度以降も定期的に交流を続けて作品を完成させていく予定です。