ハイキング生物部天体観測会報告
2025/02/03
2025年1月31日(金)に天体観測会を行った。
16時に生物室に集合し、うどんを作りみんなで腹ごしらえをしていざ屋上へ。
ここで校長先生から暖かい飲み物の差し入れがあった。
屋上では、天体望遠鏡の扱いを学習した後に観測を行う。
18時までは空が明るいので、月や金星を観察する。月の月齢は2日だったので、日没直後に西の空にペーパームーンがみられる程度である。金星は天体望遠鏡で見るとほぼ半月の形をしていた。
この日は年に数回のISS(国際宇宙ステーション「きぼう」)観察の最適日であった。18時14分くらいに北東の空から「きぼう」が現れた。「きぼう」はそのまま天頂(真上)付近を通過し、木星のすぐ近くを通ってオリオン座(南東)の方角へ消えていった。木星が-2.8等の明るさだったのに、さらに明るい-4.1等で、金星に近い明るさである。8分間くらい「きぼう」は私たちの目を楽しませてくれた。
その後、プレアデス星団(日本名「すばる」)や木星・火星を望遠鏡で観察した。火星は地球に接近している時期であり、木星は縞模様と4個のガリレオ衛星が観察できた。プレアデス星団を初めて望遠鏡で見た人は、その星々の美しさに感動する。
星座としては、オリオン座、おうし座、ぎょしゃ座、カシオペヤ座、ふたご座などが観察できた。
雲が出てきたので予定より30分早い19時30分に観測会は終了した。