分析機器体験実習の報告

2025/08/30

2025年7月23日(水)に日本科学未来館において分析機器体験実習に参加しました。
3名までのグループに分かれて1時間の分析体験を3回行いました。一人3種類の分析装置を体験することができました。
今回体験したのは、日本電子(株)の卓上走査電子顕微鏡JCM-7000NeoScope、京都電子工業(株)のEMS粘度計EMS-1000S、日本分光(株)のV-730/V-750紫外可視分光光度計でした。
卓上走査電子顕微鏡では、肉眼では観察できないほど小さいものをナノメートル単位まで観察でき、画面をタッチしてスケールを合わせることもできました。粘度計では、溶液の粘度をスモールスケールで手軽に手を汚さずに測定できました。紫外可視分光光度計では、色の識別をスペクトルで行い、人によって見え方が異なる色を数値化し、客観的に判断できることを体験できました。

【生徒の感想】
分析機器は化学だけでなく物理や数学によっても支えられており、また従来の問題を解決するための斬新な発想も重要であることがわかった。そのため、これからの時代はさまざまな分野を幅広く学んでおくことが必要だと考えた。

走査電子顕微鏡で試料を調べる生徒
走査電子顕微鏡で試料を調べる生徒

走査電子顕微鏡で試料を調べる生徒
走査電子顕微鏡で試料を調べる生徒

粘土計で試料を調べる生徒
粘度計で試料を調べる生徒

紫外可視分光光度計で試料を調べる生徒
紫外可視分光光度計で試料を調べる生徒