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2025/11/07 教育活動

ハーバード大学教授による特別講演会を実施しました!

10月25日(土)に、ハーバード大学歴史学部教授のアンドルー・ゴードン氏をお迎えして、「特別講演会 - Seeking New Horizons -」を開催しました。

講演は、ゴードン教授から示された“Serendipity”をキーワードにしながら、歴史、政治、経済、外国語、異文化理解など多岐に渡るトピックに及びました。世界の第一線で活躍する方の話を聞くことは、多面的・多角的な学びの機会となり、生徒たちは、知見を深め、自分たちの将来について今まで以上に考えるきっかけになったようです。さらに、日々の学習や各教科とのつながりを感じる教科横断型の学びの機会にもなっていました。

ゴードン教授に1時間ほど話をしていただいた後の質疑応答の時間には、生徒たちは物おじせずに質問もすべて英語で行い、また、鋭い質問も教室を飛び交いました。生徒が相互に刺激し合うことにより、語学力や思考力、そして発信力が高まるのはもちろん、それぞれの人生の目的を深く考える時間ともなりました。教室は、講演中、終始活気に満ち溢れていました。

 国立高校の生徒たちには、日頃から地域・グローバル課題について考え、視野を広げ、各課題の解決策を英語で発信しながら、課題解決力と行動力を持ち合わせた次世代のリーダーとして活躍していくことが期待されます。

今後もこうした学校行事を計画し、生徒一人ひとりの進路実現の後押しができるように、応援していきます。

【講演後の生徒の感想】

「世界最高峰の大学であるハーバード大学の教授の話を聞くことができ、とても貴重な時間となりました。日本とアメリカの文化の違いや異文化交流において大切なことを学ぶことができました。中でも印象に残っているのが“serendipity” (偶然的に素晴らしい結果に繋がる)という言葉です。曖昧なことがあったり、不安なことがあっても、一歩踏み出してみることで、得られるものがあるのだと感銘を受けました。今後も、校内だけでなく校外の人や場所に積極的に飛び出して、見聞を広めて行きたいと強く思いました。」

「ゴードン教授の講演を聞いて、広い視野を持つことの大切さを改めて感じました。日本とアメリカでは何が違い、何が共通しているのかは、実際に両方の立場から見てこそ本当の理解につながるのだと思いました。私は来年3月にボストン研修へ行く予定ですが、これからは英語を聞き取る力だけでなく、話の内容をより深く理解するための広い視野や知識も身につけていきたいと思います。」

「今回の講演会を通して、アメリカの歴史や教育制度について興味深いお話を伺うことができました。特に、日本とアメリカでは授業の受け方に大きな違いがあることを知り、大変驚きました。また、海外に出て視野を広げることの大切さを実感し、来年3月のボストン研修がより楽しみになりました。新しい環境でも積極的に挑戦していきたいと思います。」

ハーバード大特別講演会

ハーバード大特別講演会

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