2025/06/26 教育活動

２年総合的な探究の時間　～　一橋大学　佐野　仁美先生　講演会　～

２年生の「総合的な探究の時間」では、個人ごとにテーマと中心となる学術分野を決めて２３のゼミに分かれ、論文作成を目標として探究活動を行っています。

1学期はリサーチクエスチョンの設定・研究計画の作成を行っていく中で、６月１８日に佐野仁美先生（一橋大学ソーシャル・データサイエンス研究科特任講師・理学博士）にご講演いただきました。「データで読み解く気象と社会：気象×金融×SNS」というテーマでお話いただき、研究してく上でのデータの扱い方や「気象×金融×SNS」という佐野先生独自の視点からデータ集積をする方法、そして研究を通して楽しみを見出す姿勢に生徒たちも刺激をいただいたようです。

一人ひとりの研究が充実したものになるよう、多くの方のお力を借り、友達と協力しながら探究活動を行っていきます。

（講演会の振り返り　一部抜粋）
・この講演会の目的は、気象データの構築の仕方を知ることでなく、探究活動のプロセスとその完成形を学び、見通しを立てるところにあると思いました。印象に残ったことはどんな一つの研究からでも発展させて身近なところで活用できることです。また、大学では異分野データ融合が重要視されてきて、一つのことに特化するのではなく関連づけて全体的に考えることが求められていると考えました。