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2025/02/20 教育活動
ボストン研修旅行・JETの先生によるアメリカの文化や歴史の事前研修会を実施しました!
2月10日(月)の放課後に、本校ボストン研修旅行の一環として、JETの先生によるアメリカの文化や歴史の研修会を実施しました。JETのHugo先生とMai先生が、ボストン研修に参加する生徒たちを対象に、アメリカやボストンについて英語でレクチャーをしてくれました。アメリカで最も古い歴史をもつ街であり、ハーバード大学・マサチューセッツ工科大学・ボストン大学などがあり、アメリカ屈指の学術都市であるボストンの歴史・文化・地理等をテーマに、具体例を交え、JETの先生たちと生徒たちで双方向にやり取りをしながら、理解を深めていきました。歴史のセクションでは、清教徒ピューリタンの入植、ボストン茶会事件、独立戦争などを扱いました。ボストンは、アメリカ建国の歴史に深く関わる歴史的建造物や場所が多く、生徒たちからは早く訪れて、実際に見ていろいろと学びたいとの声が多く上がりました。また、ボストン美術館やボストン交響楽団といった芸術、スポーツや食事などの話まで及び、生徒たちも興味津々に聞いていました。時折、JETの先生から出された質問にグループで相談しながら、対話的な学びも行っていきました。最後には、ボストンの地図を見ながら、JETの先生が紹介してくれた訪問先を確認していきました。スライドでボストンの街並みを紹介し、イギリス植民地時代の名残といえるヨーロッパ風の街並みと近代的な高層ビルのコントラストの光景を見て、生徒たちはその美しさに息を飲んでいました。また、生徒たちからHugo先生とMai先生に多くの質問が出るなど、教室がインタラクティブな空間となりました。生徒たちの学びが深まり、ボストンという街もより魅力的に映ったようです。参加した生徒たちも、3月のボストン訪問に胸を高鳴らせながら、楽しく有意義な時間を過ごすことができました。
【 事前研修後の国立高校の生徒の感想 】
・私は今回の研修会に参加し、ボストンという存在が自分にとって近く、明確なものになったと感じました。私はアメリカという国についてばかり学んでいたので、当たり前のことなのですが、アメリカという国の中でも地域ごとに文化や特色があり、国という全体像をみているだけではわからないことがあるのだということを再認識させられました。さらに、ボストンについてより詳しく知ることで、出発の日が近づいてきていることを強く感じました。残り約1ヶ月半、できることは限られますが、悔いのない研修旅行にできるようにやれることを精一杯頑張りたいです。研修会ではボストンでの英語のアクセントが、地方での日本語の訛り方ととても似ていたのが興味深く面白かったです。現地ではロブスターロールかボストンクリームパイを食べたいと思いました。
・今回のボストンについての研修会を受けて、いかにしてボストンがボストンとなっているのかを学習することができました(What makes Boston Bostonというフレーズが印象的で、このような言い回しもあると知りました)。その中で強く感じたことは英語力を上げなければいけないということです。今回の研修会でも、単語の意味が分からず、理解に時間がかかったり、自分の意見に繋げられなかったりすることが度々ありました。行った先でこうなるのはもったいないなと思うので、これから出発まで意識していきたいです。講義に関しては、全体を通して緊張しすぎることなく楽しく受けることができました。わからない単語等もすぐに質問しやすい雰囲気で、海外はこんな感じなのかなと少し安心することができた反面、積極的に自分の質問や意見を発信する必要性も感じ、気が引き締まりました。気づきを与えてくださる楽しい講義をありがとうございました。
・今回の研修会では、なぜボストンが学園都市になったのか、おすすめのグルメや観光スポット、スポーツについてなど、幅広く知ることができました。印象に残っているのは、Hugo先生によるボストンの発音がわかりづらい地名クイズです。特に“Wenham”と“Leicester”は難しかったです。それぞれ「ウェナム」「レスター」と発音します。アメリカ人でも大半は読み方がわからないそうです。自分たちがこれから学びを深める場であるボストンについての知識が深まったことで、今まで以上に研修旅行が楽しみになってきました。