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2024/12/25 教育活動

都立高校生等の海外派遣研修(訪問国:エジプト)報告(1)

12月13日(金)から「都立高校生等の海外派遣研修(エジプト)」が行われました。国立高校生4人と他の都立高校生を入れた計6校24人の生徒たちが都立高校の代表として、エジプトを訪問してきました。

13日(金)夕方に、成田空港に集合し、出発式を行い、まずは経由地のカタールのドーハへ向かいました。カタールでは、生徒たちは、物価の高さに驚いていました。その後、飛行機を乗り換え、最初の目的地であるエジプトの地中海に面した都市であるアレキサンドリアに着きました。成田空港出発から、約22時間後の到着となりました。その後、昼食をとり、国立高校の生徒たちは、同じテーブルになった国際高校の生徒たちと事前研修で学んできたエジプトについて、意見交換をおこないました。その後、現地のスーパーマーケットで市場調査を行いました。物価を比較し、アフリカの経済の動向を勉強し、また、アラブ文化を商品の陳列からも感じ取っていました。

夜は、研修先兼宿泊先であるエジプト日本科学技術大学(E-JUST)の職員の方から温かい歓迎を受けました。最後に1日の振り返りを行い、長かった行程1・2日目が終了しました。

[参加している生徒の感想]

・私自身初めての海外ということもあり、緊張と高揚感とともに1日目を迎えました。普段日本にいて英語に触れてはいるものの、それは日本人のための英語なので、ドーハについて税関を通る時など、本場のコミュニケーションの道具としての英語は、やはり身が引き締まるものがありました。ドーハ、またその後のアレキサンドリアでの市場調査、ともに日本との物価の違いやそれぞれの地域的特性と販売商品の関係などを感じることができました。明日からは本格的な文化交流なども始まるので、今日疑問に思ったことなどを現地の人と意見交換したいです。

・エジプトに初めて着いた時、まずその場の雰囲気や匂いから日本とは違うものを感じました。例えば、景色が砂で茶色がかっていたり、さまざまな香水の匂いが混ざっていたりと日本では感じられないものを経験しました。初日は、市場調査を地元のスーパーで行いました。日本とは売り方も異なりました。エジプトは日本よりも大袋で売っていたり、逆にとても小さくコンパクトに売られていたりと商品の規模が1番違っていました。このエジプト研修を通して、エジプトの生活様式や社会を知り、日本と比較することで日本の良さや課題について考えていきたいです。

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