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2024/12/03 教育活動
内閣官房内閣人事局主催・国家公務員進路ガイダンスを実施しました!
11月21日(木)の放課後に、内閣官房内閣人事局主催・国家公務員の出身高等学校への派遣事業による進路ガイダンスを実施しました。講師として、厚生労働省大臣官房総務課(併)人事課の佐藤優一氏(本校69期卒業生)をお迎えしました。この派遣事業は、各府省より推薦された国家公務員が講演等を実施し、将来を担う高校生の学習意欲の喚起、キャリア形成及び国家公務員の仕事への理解促進を図る目的で実施されています。
佐藤氏には、(1)国家公務員を志望したきっかけ、(2)現在の仕事内容、(3)これまでで一番やりがいを感じた仕事、(4)国立高校での高校生活(高校時代にやってよかったこと、やっておけばよかったこと)について、話をしていただきました。また、厚生労働省の仕事について、ミクロの視点(約1億2000万の暮らしに寄りそう)とマクロの視点(少子高齢化に立ち向かう)から、わかりやすく教えていただきました。生徒たちにとって、「労働力の確保」と「持続可能な社会保障制度の構築」をどう図っていくかを考える機会にもなりましたし、生活保護制度の理解も深まりました。佐藤氏の「想像力は大事。ただし、リアルは想像の外側にあると認識すべき。」という言葉が、印象的でした。
国家公務員として活躍している卒業生も多い本校だからこそ、実現できる進路ガイダンスです。今後もこのような学校行事を通じて生徒一人ひとりがより高い志をもって進んでいけるよう、進路開発部も応援していきます。